祇園四条にある「レストラン キエフの屋上ビアガーデン」をご紹介します。

西には夏の風物詩である鴨川納涼床、東には東山三十六峰を望む、抜群のロケーション。

まだまだ真夏日が続く京都市内ですが、ビアガーデンの美味しい料理とビールで暑気払いといきましょう！

屋上ビアガーデンのようす

京阪・祇園四条駅の7番出入口（祇園四条駅の北東）から徒歩1分で到着します。ビルの1Fに、マトリョーシカの看板があるので、わかりやすいです。

ビルの6Fで受付後、屋上ビアガーデンへ。

屋上は東西に長いスペースで、東には比叡山や大文字山など、東山三十六峰が見え、京都の三方が山に囲われているのがよくわかります。日没前の景色は爽快。

西には、四条大橋や鴨川の川床の眺め。こちらは暗くなってからの方が風情があって良いですね。

ちなみに、雨天の場合は6Fのレストランに席を用意してもらえます。ビアガーデンを楽しめないのは残念ですが、予定を変更しなくても良いのは助かりますね。

ビアガーデンのメニュー

メニューは、料理9品のビアガーデンセットとなります。（6Fレストランで提供されているコース料理やアラカルトの注文はできません）

1. ピロシキ
2. 枝豆
3. 冷たいボルシチ（冷静スープ）
4. ローストビーフ ジョージア風ピリ辛ソース添え
5. ソーセージ 粒マスタード添え
6. フライドポテト
7. サーモンサラダ
8. キノコのピクルス
9. キュウリのピクルス

料理は大皿ではなく、ひとりずつお皿に盛り付けられて提供されます。

はじめに、冷製のボルシチが運ばれて来ました。レストランで提供されているボルシチはあざやかな赤紫色ですが、こちらは薄めの紫色。酸味もあって暑い日にはちょうど良い一品です。

ドリンクは2時間飲み放題。クラフトビールやオリジナルサングリアなどもあり、種類は豊富です。

ドリンクはテーブルでも注文を聞いてもらえますが、会場中央にドリンクサーバーがあり、そこでも直接注文できます。

料理が運ばれて来るペースも良く、ストレスを感じることなく食事を楽しめます。こちらは、東欧の伝統的な家庭料理のひとつ、ピロシキ。油で揚げてあるとは思えないほど食べやすく、具材の旨みを感じられます。

ローストビーフ、ソーセージ、フライドポテトはひとりずつお皿に盛り付けて運ばれて来ました。

量が少なめかなと思いましたが、実際に食べてみるとちょうど良い感じです。パリッとした後に肉汁がジュワッとあふれ出て来るソーセージが最高。

会場の雰囲気が良く、料理も美味しい。満足度の高いビアガーデンです。

急げ！今シーズンのビアガーデンは9月22日（金）まで

同店は12:00〜営業されていますが、ビアガーデンの営業は下記の通りです。

• 営業時間：17:00〜21:00
• ビアガーデンセットのL.O.：19:00
• ドリンクのラストオーダー：20:30

今シーズンのビアガーデンの営業は、9月22日（金）まで。すでに予約で満席になっている日もあるそうですので、ぜひ早めに予約を入れて訪れてみてください。

お店の情報

さて、1972年に開業した同店は、前年に京都市とキエフ市が姉妹友好都市として提携をしたことから「キエフ」と名付けられたそうです。

ウクライナ、ジョージア、ロシアなどの料理を味わえるお店として、たくさんのお客さんの舌を楽しませて来ました。

現在のウクライナ情勢を思えば、「料理・文化に国境はありません」という創業者の言葉に重みを感じます。同店では、今もウクライナやロシアをはじめ、世界各国の出身者や留学生が働いているとのこと。1日でも早く、平和な日常が戻ることを願います。