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【横浜ホテル朝食】お手頃価格で食べ放題!おいしい港町グルメ

南とりっぷ旅&グルメライター

桜木町の駅横に立つ【JR東日本ホテルメッツ 横浜桜木町】では、朝食をビル1階の「ダイニングレストラン キテキ」でいただけます。横浜発祥のスパゲッティナポリタンや地元名物シュウマイがならび、こだわりの食材も美味。値段も¥1,650(税込)と良心的。泊まらなくても食べられます。

≪鉄道発祥の地にあるレストラン≫

日本初の鉄道が新橋-横濱間に開業したとき、旧横濱駅があった場所(1872年-1915年)が現在の桜木町駅。「ダイニングレストラン キテキ(DINING RESTAURANT KITEKI)」は、そんな歴史的な場所にあるお店です。

アンティークな照明や上質なカーテンなど、古き良き時代の寝台列車をモチーフにした席も用意。ランチやディナーではこの席を予約するお客さんもいるのだとか。

ダイナーズ風のビュッフェテーブルには、ドリンクメーカーなどのネオンが灯るほか、ペリー来航とともに横浜にもたらされたビールや、日本最初のアイスクリームが明治2年(1969年)横浜馬車道通りで製造販売されるなど、ビールの醸造タンクやアイスクリームの製造機をモチーフにしたオブジェが天井付近に飾られ、時代の先端を行く横浜を演出しています。

≪横浜グルメや地元食材の朝食ビュッフェ≫

キテキの名物「煮込みハンバーグ」は、ディナーで人気のメニューをモーニング向けにアレンジした一品です。ボリュームのあるハンバーグが自家製のデミグラスソースで煮込まれて、コクがありながら、思いのほかアッサリといただけます。

横浜発祥のスパゲッティナポリタンなど温かい料理が並びます。

横浜グルメの筆頭といえばシュウマイ。中華街のある横浜だからこそ、せいろで蒸したシュウマイや小籠包は欠かせません。肉の旨味タップリの熱々をいただきました。

和食のお惣菜は毎日5種類用意。連泊のお客さんでも飽きないように内容は日替わりです。この日は「たけのこの土佐煮」や「いんげんの胡麻和え」。「根菜のきんぴら」は枝豆などが入った鮮やかな色あいと洋風な味わいで、とても美味しかった。

サラダの一部は地元三浦半島で生産される “三浦野菜” が使われます。この日は数種類の大根が三浦野菜で、青首大根やレディーサラダなどフレッシュでみずみずしく、野菜そのものの濃い味わいを楽しめました。

パンはクロワッサン、ライ麦パン、ミニ食パンの3種。

オレンジジュースやトマトジュース、アイスコーヒー、牛乳など、ドリンク類も用意。この他ホットコーヒーや数種類のティーバッグもあります。

港町にして国際都市の横浜にちなんで和洋中の料理や地元神奈川の食材を使った料理が並びます。必ず味わっておきたいのが、横浜発祥のスパゲッティナポリタン。キテキではケチャップを数種類ブレンドし、火入れや調理工程にこだわって作られます。ベーコンやマッシュルームがくわわり、ケチャップの酸味はさりげなく、コクと甘味を感じられる逸品です。

野菜をじっくり煮込んだ甘みや、数種類のスパイスを使った香り豊かなカレーもオススメ。スパイシーで深い味の朝カレーを楽しめます。

このお店では漬物も注目です。梅で知られる小田原市曽我地区の「曽我の梅干し」や、三浦野菜の浅漬など3種。特に自家製の浅漬けは、この日は青首大根、黄色の人参、レディーサラダで、シャキシャキ食感や野菜の甘味、優しい苦味やほのかなえぐみなど、力のある野菜の味を楽しむことができました。

デザートコーナーにあるプリンはホテルのスタッフがオススメの味。ストレスフリーな平飼いで育てた相模原市の有精卵「さがみっこ」を使ったお店の自家製です。卵感は強めですがくどくなく、後味もさっぱりで、食後のデザートにピッタリです。

ダイニングレストラン キテキ(DINING RESTAURANT KITEKI)
住所:神奈川県横浜市中区桜木町1-1−93CIAL桜木町ANNEX 1階
料金:1人¥1,650(税込) 未就学児無料
詳細はこちらをご覧ください 公式ホームページ(外部リンク)
取材協力:JR東日本ホテルメッツ 横浜桜木町
ダイニングレストラン キテキ様のご協力により、試食させていただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

旅&グルメライター

草津温泉にどっぷりハマって、自動車雑誌の編集者から旅ライターに転身。観光、温泉、グルメにスイーツ。旅先のお役立ち情報をお知らせします。特に、その観光地の良さはどこ?このホテルやお宿のいいところはナニ?このスイーツの美味しさの秘訣は?そんな具合いに、みなさんの気になるポイントを一歩も二歩も踏み込んで紹介します。

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