【横浜市】1923年創業|ラムボール発祥店の大正ロマン漂うレモンケーキとラムボールを食べてみた
「喜久家洋菓子舗」の創業は、横浜に居留地の名残があった99年前の1924年(大正13年)。
山手の外国人が持ち込んだレシピを元に誕生したラムボールは、「喜久家洋菓子舗」が発祥とされる銘菓です。
お土産としてだけでなく、地元の人からも愛されています。
今日は「喜久家洋菓子舗」のラムボールと、こちらも長年愛されているレモンケーキをレポートします。
本店は元町ショッピングストリートの一角
創業以来、本場ヨーロッパの伝統菓子の味を守り続ける、横浜屈指の老舗洋菓子店は、元町ショッピングストリートの一角に店舗を構えています。
残念ながら、お客様のプライバシーへの配慮から、店内とお客様の写った写真はNGとのことで、目印の看板を撮影させていただきました。
昔からの古風な、歴史を感じるレトロさが逆に新鮮な店舗です。
ショーケースには、たくさんのケーキがにぎやかに並んでいます。
ラムボール
こちらがラムボール(303円)。直径を測ると5センチ弱ありました。
丸いかわいい形から想像するよりも、はるかにボリューミーで、ずっしりとしています。
外側は優しいスイートなチョコレートでコーティングされています。
中は、舌ざわり滑らかなしっとりとした、ラム酒の香り漂うスポンジ生地が、ぎっしりとつまっています。
まさに”大人のスイーツ”といった感じで、コーヒーや紅茶はもちろん、洋酒とも相性がよさそうです。
賞味期限が1週間あるのも、うれしいですね。
レモンケーキ
続いてレモンケーキ(411円)。
レトロモダンな色のコントラストが素敵で、シンプルさゆえに、かえって新鮮に映ります。
素朴な黄色と花飾りのチョコレートポイントでショーケースの中でも思わず目にとまりました。
生地は今風のふわっとした軽い生地ではなく、きっちり目のバタースポンジに、甘酸っぱいレモンソースが塗ってあります。
昔ながらの素朴さと懐かしさを感じます。
レモンの酸味が、そんなに強くないのもいいですね。
焼き菓子
今回は購入していませんが、焼き菓子もかなり充実しています。
マドレーヌやカップケーキ、フィナンシェ、パウンドケーキなど、ずらりと並んでいます。もちろん詰め合わせもあります。
中華街からもアクセス良好
「喜久家洋菓子舗」の前の道を曲がると、中華街の入り口(朱雀門)が見えています。
横浜中華街や元町を訪れた際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
< 店舗情報 >
店舗名:喜久家洋菓子舗
住所:〒231-0861 横浜市中区元町2-86
TEL:045-641-0545
営業時間:10:15 ~ 19:00/月曜日10:15 ~ 18:15
定休日:不定休
アクセス:みなとみらい線 元町中華街駅・5番(元町口)運転席側下車 徒歩3分/JR根岸線 石川町駅 南口下車 徒歩8分