【横浜市】文明開化を感じる2年連続百名店を受賞しているレトロカフェで、絶品コーヒーや名物プリンを堪能
2021年・2022年の2年間、食べログ喫茶店 百名店に選ばれている、上品な雰囲気のレトロカフェ「馬車道十番館」を訪れました。
店内のレトロな空間は、まるで開港当時の横浜にタイムスリップしたかのよう。
2年連続、百名店に選ばれるのもうなずけます。
1945年に開館した「馬車道十番館」は、1階の喫茶室・売店、2階の英国風バー、3階はフレンチレストランと、分かれています。
今回は、1階の喫茶室で名物のプリンを楽しんできました。
古き良き時代をしのばせる赤レンガ造りの建物。
開港により日本における異国文化発祥の地となった横浜の歴史を後世に伝えるべく当時の建築様式を参考に、明治の西洋館を再現しています。
文明開化の象徴ともいえるガス灯がモチーフになっています。
お店の前にも趣のあるガス灯と看板が。どこを切り取っても趣があります。
開港後、牛や馬が行きかう道だったこともあり、牛馬飲水槽など、今ではなかなか見ることのできない、レアで歴史を感じられるものを見ることができます。
1階の喫茶室の様子。
店内はファンシーリングが回る吹き抜けの天井、アンティークな調度品が置かれ、ステンドグラスや暖炉もあって、レトロな洋館で過ごしているよう。
赤い椅子もクラシカルです。
女性同士・男性同士・カップル・お一人様、それぞれが非日常的な空間で、ゆったりと落ち着いた雰囲気ですごしています。
異国情緒が漂うステンドグラスのある吹き抜けは、天井が高く、開放感があります。
アーチ状のステンドグラスを通して優しく柔らかな光が降り注いで心が癒されます。
今回ドリンクは人気の高い、馬車道十番館オリジナルブレンドコーヒー(ドリップ式)(¥748)をオーダー。
そして、デザートは名物の、十番館プディング ロワイヤル(¥990)をオーダーしました。
おいしい卵をふんだんに使い、時間をかけて焼き上げた本格プリンは創業当時から愛され続けている人気メニューだそう。
ドリップ方式で抽出された本格コーヒーは、客席でサーブされます。丁寧に注がれたコーヒーの香りが立ち込めて贅沢な気分。
コーヒークリームとホイップクリームのセットも持ってきてくれ、ウインナーコーヒーとしても楽しめます。
コーヒーは少し酸味が効いていて、深みのある味わいが楽しめました。
馬車道十番館自慢のハイカラなデザート「十番館プディングロワイヤル」は、外観の赤レンガをイメージしたプリンです。
バニラアイスとチョコレートアイス・生クリーム・パイナップル・いちご・メロン・ぶどうが、贅沢に品よく添えられています。
プリンは少し硬めのしっかりとした歯ごたえで、懐かしさを感じながらも濃厚で上品な味わいで、甘さも控えめです。
併設している売店では、西暦1550年頃に西洋菓子とともに伝来した由緒あるお菓子「ビスカウト」やケーキ、パンを買うことができます。
自宅用の個包装の販売もあります。
今回は、自宅用のお土産にさくら缶を購入しました。
缶も可愛いので、今からの季節、ちょっとした手土産にいいですね。
缶の中には、名物「ビスカウト」の、レモン、ピーナッツ、チョコレートの3種類と、さくらのモチーフクッキーが入っていました。
ビスカウトは、サクサクっとした食感が人気の西洋伝来の由緒あるクッキーです。
パッケージもかわいいのも人気がある理由の一つです。
ガス灯のモチーフが入っていて、レトロな雰囲気を醸し出しています。
横浜土産としても大人気のビスケットです。
上品な味のクリームを、厚みのあるビスケットでサンドしてあります。
甘さ控えめで、とてもサクサクとした味わいのお菓子です。
個人的には、すっきりとした味わいのレモンが一番好きでしたが、一番人気はチョコレートだそう。
次はレストランで食事を楽しみたいと思いました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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< 店舗情報 >
店舗名:馬車道十番館
住所:神奈川県横浜市中区常盤町5-67
営業時間:喫茶・売店10:00~22:00/レストラン11:00~22:00/バー16:00~23:00
電話番号:代表045-651-2621/予約専用045-651-2168
アクセス:地下鉄ブルーライン「関内」駅9番出口より徒歩2分/地下鉄みなとみらい線「馬車道」駅3番出口より徒歩5分/JR根岸線「関内」駅北口より徒歩5分