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【横浜市】大正5年創業|桜木町駅徒歩3分の老舗パン屋さんで大正ロマンを感じるロングセラー商品を堪能

みなとブロガー/地域発信情報ライター(横浜市)

食パン発祥の地「横浜」には、老舗パン屋さんや新店舗まで多くのパン屋さんがあります。

そんな中で、今回は桜木町駅徒歩3分、大正時代に流行した、ようかんをカステラで挟んだ「シベリア」を購入できる、コティベーカリーをご紹介します。

長年愛され続ける桜木町のパン屋さん「コティベーカリー」

現在の店舗は、昭和54年10月(1978年)に建て替えられました。

創業以来の長い歴史については、コティベーカリーさんの公式サイトで、ご覧いただくことができます。

お店の入り口にはさまざまな、掲載雑誌が紹介されています。

先代の受賞した賞状からも歴史と実績を感じます。

ロングセラーの「シベリア」以外にも、「バターコッペ」や「カレーパン」など、昔懐かしい素朴なパンが並んでいます。

店内には季節外れのクリスマスツリーが飾ってあり、ツリーには、「シベリア」のマスコットがたくさん下がっていて、「シベリア」に対するお店の愛が感じられました。

上段の「超ブドウ食パン」は、食パンにレーズンが限界まで入っているという、ずっしり重いレーズンパンで、お一人様一日一回2斤までの購入個数限定商品です。

コティベーカリーの看板商品は、「シベリア」が中段にずらりと並んでいます。

「シベリア」の隣に並ぶ「甘食」もコティベーカリーを代表するパンのひとつ。

しっとりとした生地と素朴な甘さになつかしさを感じる一品です。

今回は「シベリア」と総菜パンの「チーズパン」を実食レポートします。

実食レポート

こちらが「シベリア」(400円)。

創業から100年以上の歴史の中で、創業当時から愛され続けている名物。

明治後半から大正初期に生まれたお菓子で、パン焼きがまの余熱を利用して焼いたカステラと、あんぱんに使うあんを使って作られていたそうです。

生地はふんわりとしたカステラで、自家製の水ようかんをサンドしています。

持ってみると、厚さとずっしりとした重さに驚きますが、食べてみると、見た目に比べて、水ようかんの甘さが控えめなので、ペロリと完食してしまいました。

こちらは総菜パンのチーズパン(220円)。

素朴なパン生地の中に、チーズが入っています。

決しておしゃれなチーズが入っているわけでも特徴的でもありませんが、毎日食べても飽きない味でした。

現在のオーナーは3代目とのことですが、とても親切で丁寧にお店の話をしてくださいました。

お話を伺っていて、あふれるお店愛を感じることができました。

お近くへお越しの際には、ぜひ足を運んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

<店舗情報>
店舗名:コティベーカリー
電話:045(231)2944
住所:神奈川県横浜市中区花咲町2-63
アクセス:JR桜木町駅より徒歩3分(のげちかみち 南1番出口・音楽通り)
営業時間:平日 午前9時~午後6時/祝日 午前10時~午後6時
定休日:日曜日(臨時休業あり)

ブロガー/地域発信情報ライター(横浜市)

横浜の活気ある商店街や海、異国を思わせる街並みが大好きで15年前に埼玉から移住しました。現在、魅力ある横浜を知ってもらうために、横浜市の地域情報を発信するサイト「はまっち.com」を運営しています。

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