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【横浜市中区】100年の歴史ある不二家最古の店舗で8のつく日限定のソフトドーナッツ買ってみた。 

ミオ横浜市地域ライター(横浜市)

 ペコちゃんでお馴染み不二家といえば、お菓子のカントリーマアムや洋菓子のいちごショートケーキなどが思い浮かびますが、実は、一部の店舗で販売されている「ソフトドーナッツ」がファンの間で密かに話題となっています。

やってきたのは、横浜市関内駅から徒歩4分「不二家レストラン横浜センター店」。こちらのお店、現存する不二家最古の店舗なのです。

洋菓子を販売する店舗の奥にはレストランフロアがあり、洋食やパフェなどのデザートをいただくことができます。以前は2階もレストランだったようですね。

8のつく日限定&店舗限定のソフトドーナッツ

8日、18日、28日、月に3回、8のつく日に販売される「ソフトドーナッツ」。開店して間もない時間だったので、たくさん陳列されていました!

こちらのソフトドーナッツ、取り扱い店舗が限られており、不二家の公式HPには公開されていません。

ソフトドーナッツ  5個入り600円(税込)
ソフトドーナッツ 5個入り600円(税込)

昔懐かしい味わいのソフトドーナッツ

華やかなビジュアルのドーナツブームが到来している今日ですが、不二家のソフトドーナッツは、昔ながらの素朴な味わいを楽しむことができます。

お砂糖がまぶしてあって、ソフトな口当たりだけど生地がぎゅっと詰まってる、まさに王道のドーナッツ。

筆者が子どもの頃、隣人のおばちゃんがおすそ分けしてくれた手作りドーナッツを思い出し、何だか懐かしい気持ちに...。

こんな風に昔ながらのドーナッツとともに、懐かしいエピソードが蘇る人も少なくないのでは?!

パッケージのペコちゃんがモダンガール風に描かれているも、素敵です。

またこの度、株式会社不二家広報ご担当の橋詰さんから、ソフトドーナッツについてメッセージをいただきました。
「しっとりソフトな食感とくちどけの良さが特長の昔ながらの素朴な味わいのソフトドーナッツです。 ティータイムのおやつやちょっとした手土産にもぴったりですので、 8のつく日にご来店の際にはぜひ一度お試しください」 と橋詰さん。

箱入りかつ常温での持ち歩きOKなので、手土産にも喜ばれそうですね!

100年以上続く店舗「不二家横浜センター店」

冒頭でも申しましたが、「不二家レストラン横浜センター店」は、現存する不二家最古の店舗。

不二家の公式ホームページには開業からの歴史が記載されています。

1910年(明治43年)、藤井林右衛門が横浜元町に洋菓子店を開店。
1922年(大正11年)に伊勢佐木町店、1923年には東京に銀座店を開設。

不二家HP会社案内「不二家の歴史」(外部リンク)より引用

横浜元町店は現存しないので、大正11年に開店した「伊勢佐木町店」(現横浜センター店)が、最古の店舗ということになります。

長い歴史がある分、たくさんの方の思い出が詰まったお店ということ。
食事したり、ケーキを買ったり、ハレの日に笑顔を添えてきたことでしょう。
大正、昭和、平成、令和と年号を跨ぎ100年以上も…!

何とも感慨深いですね。

今度は、レストランでホットケーキやクリームソーダを食べてみたいです。

※タイトル画像は2023年3月8日に撮影したものです。

不二家レストラン横浜センター店
住所:横浜市中区伊勢佐木町1-6-2
営業時間:11:00~21:00
公式HPの店舗情報はこちら

横浜市地域ライター(横浜市)

グルメや季節の移ろいを通して横浜市の魅力をお届けします。カフェ、喫茶店、そしてナポリタンが好き。本当におすすめしたいお店だけを紹介しています! 地域情報サイト「ロコっちセンター南」副編集長/日本ナポリタン学会会員

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