日出町駅から徒歩9分、野毛山公園の中にある「野毛山公園展望台」に行ってきました。

何と、ロックスター・矢沢永吉さんゆかりの場所でもある場所！

矢沢永吉さんが地元広島から上ってきたばかりの頃、この場所にふらりと辿り着き、展望台から街を見下ろしながら先のことを案じていた、というのはファンの間でも有名なエピソードです。

実際に検索してみると、NHKの番組でご本人が紹介していたという情報や、ライブ映像で野毛山展望台のことを語っていた、という情報がいくつも出てきます。（いずれも非公式の個人ブログ）

入場無料が嬉しい、野毛山動物園のある野毛山公園。

展望台は老朽化のため、2011年にリニューアルしたようです。

3階建てということで規模はそこまで大きくないですが、何とエレベーター付き！

ベビーカーや車椅子利用の方でも、らくらく屋上まで行くことができます。

2階は「こもれびテラス」という名称の踊り場があります。

3階屋上がこちら。

横浜市のまちづくりの歴史や吉田新田が出来るまでのエピソードなどを紹介するパネルもあります。

屋上からの景色。

元々高々にあるため、3階からでもかなり開けた景色が見渡すことができました。

民家やマンションやビルの街並みが広がる景色。決して、絶景！という眺望ではありませんが、横浜に住む人たちの日々の暮らしがそこかしこにあるような眺めです。

かろうじてランドマークタワーやコスモワールドの観覧車を見ることができました。
ちなみに、これらが出来たのは平成に入ってからなので、当時の矢沢さんの思い出の景色にはないと思われます。

横浜の展望台といえば、ランドマークタワーのスカイガーデンやマリンタワーなどが有名ですが、野毛山公園の展望台は、立ち止まって深呼吸できるような、地元のオアシスのような存在なんでしょうね。

地味ながらそれが魅力でもあります。

永ちゃんの大ファンである母の影響で「ニューグランドホテル」や「チャイナタウン」など、横浜にまつわる数々の名曲を幼い頃から聴いてきた筆者。

いつか、ここに母を連れて行けたらいいなと思います。