皆さん台風は大丈夫でしたか？室戸は大きな被害がなかったようでホッとしています。

明日はきっといい天気。

長らく通行止めになっていた室戸岬灯台手前通路が今年の7月に復旧したと知り、さっそくどんな状態か確認がてらプチドライブに行ってきたのでレポートします！

この日は台風前でしたがお天気も良かったので、室戸岬の海岸に少し立ち寄ってから向かいました。

私は海のない奈良県で生まれ育ったので、すぐそばに海がある生活って本当に開放的でいいなあって思います。皆さんはどうですか？

国道５５号線を佐喜浜町方面から室戸岬へ。室戸岬をぐるりと回ったら、今度は室戸の西海岸ぞいを進みます。

室戸岬を回りさらに進むと。

分かれ道が出てきます。

四国八十八ヶ所の第２４番札所「最御崎寺」に向かい右折します。

右折方向に室戸岬灯台の看板が現れました。

スカイラインと呼ばれている道路をどんどん上がっていきます。

途中に車寄せがあったので、写真を撮るために降りてみました。

少し歩いただけで、勾配の急なこと、橋のような道路を走ってきたことに気づいて高所恐怖症気味の私はプルプルしてしまいました。

でも眺めは抜群です！室戸の市街地まで見渡せます。

車に戻って先を進みます。

最御崎寺の駐車場に到着しました。駐車場にある公衆トイレ脇からはまるでハワイ？と見間違うような風景が撮れちゃいます。

写真をいっぱい撮って、景色を堪能したらいざ室戸岬灯台へ！

最御崎寺の参道沿い、その先に室戸岬灯台はあります。起伏のある道を４００mほど歩きます。

海岸ぞいから一気に山の中を散策している気分になります。虫の声、鳥のさえずりを聴きながら、さながら森林セラピー。そして波の音まで聞こえてくるのでかなり癒されます。

等間隔に石灯籠を模した街灯が設置されていて、偉人や仏様がレリーフとなっています。

木を眺めたり、色んな自然の音に耳を傾けてみたり、モニュメントを観察したりしながら飽きることなく歩くことができます。

行き交ったお遍路さんと言葉を交わすのもプチ旅気分で楽しいですよ。

最御崎寺の門前まで到着しましたが室戸岬灯台へ、さらに先を進みます。

復旧工事が終わったばかりなのが分かる、新しい道となりました。ここからは下りとなります。

坂道の途中から階段が現れ、両脇は車両が通れるようにスロープになっています。（一般車両は立ち入り禁止です。）

ずんずん進むとカーブにさしかかり、先が明るく開けてきました。ゴールは間近のよう。

もう一下りありました。でもチラリと見える白い影はもしや！？

ジャーーーン！室戸岬灯台！到着です！

ただし直前には斜面崩落のつめ痕がありました。

事故当時、通行している方がいなかったのが幸いです。

もう斜面崩落がないことを祈ります。

数々の被災や破損、修復を経て今も現役で動く室戸岬灯台です。

ダムカードとかマンホールカードなど公共配布のカードコレクションが流行ってますよね。

灯台カードまであるとは知りませんでした！室戸岬灯台をはじめ灯台に関する色んな情報は、海上保安庁HP　にて調べることができます。

周りに他の観光客の方がいなかったのをいいことに撮影し放題を楽しみました。

雲の感じや空の色、太陽の位置などで色んな表情の室戸岬灯台を撮ることができます。

壮大な景色を見ると、やっぱり室戸ってすごいなあとしみじみ感じてしまいます。気持ちもなんだか晴れ晴れとしてきました。

せっかくのプチドライブ。ご利益にもあやかりに最御崎寺へお参りも一緒にどうぞ。