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【犬のしつけ】怖がりに育たないで欲しい。。大間違いな鳴らし方【愛犬】

大間違いな鳴らし方

慣れさせてるのに・・・

「人に慣れて欲しいから触ってもらってます」

「犬に慣れて欲しいからドッグランに連れて行ってます」

「他の動物に慣れて欲しいから一緒にいさせてます」

「でも、なのに慣れないんです・・・」

それ「そりゃそうだ」かも知れません!

この記事では、「慣れて欲しいのに慣れない理由」をご説明します。

人に慣れて欲しい場合

「だから触ってもらってます」

それって犬猫さんの方は触って欲しいと思っているんでしょうか?

もちろん撫でられるのが大好きな子もいますし、これで人に慣れた子もいるかも知れません。

あなたは知らない人から頭を撫で回されて嬉しいですか?

犬猫達は『撫でられるのが好きに違いない』と思われがちですが、その子次第、相手次第です。

犬と仲良くして欲しい

「他の子と仲良くできないと可哀想」

そんな親心から慣れて欲しい一心でドッグランに連れて行く人が多いように思います。

でも、犬が苦手な犬もいます。

そして、ドッグランにはどんな飼い主さんが連れた、どんな犬がいるかわかりません。

苦手なものの中につっこまれる恐怖。

それこそ可哀想です。

わんちゃんの幸せは飼い主さんと良好な関係を築くこと。

必ずしも他の犬と仲良くする必要はありません。

本当に慣れてきた?

慣れて欲しいのはその子のため。

慣れて欲しいものにいろんな対応を試みたと思います。

でも、結果として慣れましたか?

慣れたなら良かったです!

慣れないなら・・その方法は回数や時間の問題ではなく、合っていないのだと思います。

慣れてきた子も、ひとつ確かめて欲しいです。

それって慣れたのであって、諦めや麻痺してるだけではないですよね?

さらしがち

私達飼い主がやってしまいがちな 大きな間違い、それは

〈慣らそうとしてさらす〉

ことです。

慣らすという大義名分のもと、ただただ苦手なものにさらしていることがあります。

苦手なものをガンガン近づけられる。

自分だったらすごいストレスですよね。

しかも、信頼している飼い主さんからそれをされるんです。

鳴らすとさらす、間違えてしまっていないかぜひ見直してみて下さいね。

慣れ=納得

では、慣れてもらうにはどうしたら良いのか。。

慣れてもらうことは納得してもらうことです。

「この生き物は、音は、刺激は・・ こういうものなのか」

そう納得してくれることこそが 「慣れる」です。

納得なき「慣らす」はまれに成功することもありますが、私は正統法ではなく、力技だと思ってます。

その子がそれで大丈夫だったというラッキーな結果論でしかありません。

まとめ

『毎日やってるから慣れるだろう』

『大きくなれば慣れるだろう』

慣らすことは頻度や時間に頼りがちな気がします。

もちろん、ある程度はそれも必要です。

でも、その子にとっての納得

が伴わなければ永遠に慣れないかも。

納得なのか、無理をしていないか正しく見極める目も大切です。

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