紅葉真っ盛りの週末。東映太秦映画村では11月25日（土）・26日（日）に「太秦江戸酒場～秋の宵・村の祝祭～」が開催されました。

江戸時代の夜の街並みで、京都の地酒と名店のお食事や伝統芸能を楽しめる、大人の夜祭り。人気の企画が5年振りにカムバックし、お酒好きの大人たちが愉しむ、京都らしい粋なイベントでした。

基本的に日本酒は飲み放題、料理は場内専用の小判でお支払いをします。東映太秦映画村のセットに酒蔵や料亭が出店し、お酒とフードのペアリングを楽しめます。江戸時代の装束をまとった俳優さんから継いでもらうお酒はテンションがあがりました！

京都の酒造は、月桂冠・松井酒造・山本本家・玉乃光酒造・熊野酒造・松山酒造の6社の蔵元が結集し、美酒を堪能しました。月桂冠からは来月に通販限定で発売予定の「百年酵母」が登場。100年以上前に全国に頒布された「きょうかい2号酵母」で醸したお酒です。甘みがやわらかく、酒米のふくよかな香りが秋冬にぴったり。

ほかにもメロンの風味は豊かな「果月 メロン」など、変わり種の日本酒に出逢えました。

お料理は「中村楼」「いづう」など京都を代表する名店が並びました。入場してすぐにいただいたのが「牛すじ煮込み」。会場前に身体が冷えていたこともあり、燗酒とお料理で身体が温まりました。

時代劇の世界に飛び込んだような世界観。実際に体験して楽しかったエンターテインメントが「ア～レ～体験」。アラフォー世代からすると「時代劇＝ア～レ～」。

着物と帯をお借りして、くるくる～っと廻れる体験。前に並んでいた美しいお姉さまの美しい「ア～レ～」を撮影させていただきました。新選組に扮した役者さんにもご協力いただき、会場内は大盛り上がりでした。

ほかにも和装技能士による実演や、殺人イベント、伝統文化お披露目行列「花嫁道中」など楽しいコンテンツが盛りだくさん。観劇するだけでなく、役者さんたちと気軽にコミュニケーションがとれました。期待以上にアットホームなイベントで、演者とお客さんの距離が近く、会場内が一体となって楽しめたのがよかったです。

大人の粋な愉しみを十分満喫できた「太秦江戸酒場～秋の宵・村の祝祭～」、次回もまた開催されることを祈っています。