【新型栄養失調防止】イヤイヤ期盛りの2歳児…わかってるけど食べてくれない…というママパパへ①
理屈は分かったけど…できないから苦しい…
先日書いた新型栄養失調、後天的発達障がいリスクについて、多くの皆様にみていただきありがとうございました!
いいねも、大変励みになります♪
そして、この記事を見ていただいたいろいろな方からDM等で感想や感謝の言葉をいただき、とても嬉しいです^^
その中で、こんな意見をいただきました。
・とても勉強になる!…けど、イヤイヤ期で食べてくれません…
・食べむらがひどくて心配
・少食で偏食。このままで大丈夫かな…
私自身我が子のイヤイヤ期を2回経験し(一人は真っ最中です)、0、1歳児クラスの担任として保育園で勤めていたこともありますので、気持ちは痛いほどにわかります…
そこで、今回の記事では
・子どもの食事で栄養以上に大切なこと
・偏食っ子、少食っ子へ。秘儀!ちょい混ぜちょい足しノウハウ
・諦めずに続けてほしいたった一つのこと
・イヤイヤ期、野菜嫌いな子どもがパクパク食べた!特選栄養特化メニューベスト5(次回記事で解説)
・疲れた日にも。市販品・レトルトに栄養もりもり+α(次回記事で解説)
こういった内容をお届けしようと思います!
お子さんの食事に悩んでいるママ、パパはぜひ最後まで見てみてくださいね。
子どもの食事で、栄養以上に大切なこと
子どもとの食事で一番大切なのは、【楽しい時間】にすることです。
食べなさい、と怖い顔で強制
これを避けることが大切です。
人は、子どもであっても誰かに強制されるのを嫌います。
家族の食事では、食材のことを話題にしたり、その日保育園や学校であったことを話したりしながらリラックスした楽しい時間を過ごしましょう。
怖い顔で強制するのではなく、子どもの方から挑戦したくなる工夫をしてみるのがオススメ。
実は工夫は、食事の時間以外にもできるのです。
・子どもがキライな野菜の登場する絵本を読み聞かせる
・子どもが好きな絵本のワンシーンに食事の内容を絡めてみる
・買い物に一緒に行ったり、調理を一部手伝ってもらったりする
こういった方法は、地味なようですが効果は抜群です。
保育園時代、野菜の絵本を読み聞かせた後に給食にその野菜が登場すると、子どもがもりもり食べる、ということはよくありました。
子どもが大好きな恐竜の絵本に海藻を食べている場面があり、その場面の話を持ち出すとワカメや青物野菜をたくさん食べるようになったというママからの報告もあります。
また、スーパーに買い物に行った際食材を子どもに買い物カゴに入れてもらい、食事の場面で「今日のごはんのにんじんは、○○(子どもの名前)が選んでくれたやつです!」と言うとうれしそうにたくさん食べた、という話もありました。
こういった効果で子どもが野菜を食べたときには
・野菜をもりもり食べて、もっと元気でパワーもりもりになるね!
・海藻パワーでもっとかっこよく/かわいくなっちゃうね
・お野菜もりもり食べてくれて、ママ/パパとっても嬉しいなあ
こんな感じで【野菜を食べることで起こるメリット】や【親の側の気持ち】などを具体的な言葉にしましょう!
すごい!やえらい!と言った単純な褒め言葉よりも何倍もやる気になり、次につながります。
食材に対するイメージはとても大切です。
食事の場面だけでなく、その他のところで積極的に食に関するポジティブな印象を取り入れていきましょう!
偏食っ子、少食っ子へ。秘儀!ちょい混ぜちょい足しノウハウ
少食な子は、【ちょい足し】ノウハウ!
おやつに栄養のあるものを取り入れるのがオススメです。
・蒸しイモ
・ヨーグルト
・カルシウムや鉄分強化菓子
・果物(旬のものや子どもの好きなものなど)
市販のスナック菓子やチョコレート、甘いお菓子などではなく、こういった栄養のある食材をおやつに選ぶだけで長期的な目線でみるとかなり変わってきます。
果物は値段が高い…と思ってしまいがちですが、砂糖が子どもに与える影響や果物に含まれるビタミンや食物繊維を摂取することで得られる健康へのメリットを考えてみてください。
決して高い投資ではありません。
偏食っ子には、【ちょい混ぜ】ノウハウ!
偏食な子にも、好きな食べものは必ずあるはずです。
例えば、ふりかけごはんや卵焼き、ハンバーグなどの肉料理。
ふりかけに
・ゴマ
・しらす
・きなこ
・けずり粉(鰹節などを粉状にしたもの。原材料が魚100%のものがオススメ!)
こういった食材をプラスしてまぜてみると栄養価がアップします。
また、ハンバーグなどを作る際に細かく刻んだ野菜を入れたり、人参や大根、たまねぎをネタの時点ですりおろして入れたりするのも効果的。
ハンバーグの刻み野菜で気づく子でも、すりおろしてしまえば意外と気づかなかったりします。
大根などはジューシーさもアップし、熱を加えることで苦みや辛さも抑えられるため効果があります。
卵焼きにネギやあおさ、けずり粉を入れるのもオススメです。
あおさやけずり粉は塩分が含まれるので、入れる際は他の調味料を調整してくださいね。
隠して子どもに食べさせることは、根本的な偏食の解決にならないという意見もありますが、私はそうは思いません。
子どもの味覚は、3歳ごろまでに基礎がつくられ、9歳ごろまでにほぼ完成すると言われています。
このころに、どんな形であれ食べさせたい食材の味を舌に経験させるのが大切だと考えます。
余談ですが、この時期にジャンクフードやカップラーメンなどを極力控えておくこともおすすめします。日常的に食べるのではなく、お楽しみ程度にとどめておきましょう。
諦めずに続けてほしいたった一つのこと
それは、たとえ食べなくても目の前に家族と同じ食事を出すことです。
どうせ食べないから…と親が決めつけてしまうのではなく、一口でいいので子どもの前にも同じ料理を出し続けます。
とくに乳幼児期はマストでおこないましょう。
特に、前述の味覚の発達の面から考えると、9歳までは特別扱いをせずに出し続けることをオススメします。
ただ、量は少しでOKです。
そして、食べられたときにはしっかり具体的な言葉で褒めて成功体験を後押ししてください。
少し長くなってきたので、以下の内容は別の記事として投稿しようと思います。
・イヤイヤ期、野菜嫌いな子どもがパクパク食べた!メニュー5選
・疲れた日にも。市販品・レトルトに栄養+α
保育園の給食メニューアレンジや、実際に子どもたちに作ってウケがいいレシピも紹介しているのでどうぞ楽しみにお待ちください。
生活の中に少しずつでも取り入れていくと、子どもの行動がガラッと変わります。
これからも理性的な子どもに育てるための情報を発信していきます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!