Yahoo!ニュース

【抜毛症患者が伝える!】外見を気にしないで過ごすための対処法

moeca看護師

コロナ後遺症などで、少し脱毛症に注目が集まった昨今。

後遺症なので、時間が経てば治りますが、髪が生えるまでの間は頭皮が見える状態で過ごす人もいれば、生えたばかりの髪の毛と共に過ごす人もいます。

しかし、今まで脱毛したことがない人はどうしたらいいのか不安になると思います。

そこで自信を失わずに乗り越える一つの手段として、抜毛症と闘病中の私が今使っているウィッグについて紹介します。

抜毛症について

まずは私が患っている抜毛症についてお話します。

抜毛症は自身の毛髪を抜くことを繰り返し、それにより毛髪が喪失する病気です。

強迫症の一種で、やめようと思ってやめられる病気ではなく、気づかずにやっているところがまた怖い病気です。

抜毛症とはーMSD Manyualsよりー

気づいたら髪の毛がたくさん、地肌も見えてくるので、見た目が変わってきます。

女性としての自信をなくすには十分です。

私はコロナ後の脱毛も経験しましたが、床に髪の毛がたくさん落ちたり、抜けるところを見て、愕然としましたし、精神的にかなり落ち込みました。

コロナ後の後遺症などで同じように感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ウィッグの導入

コロナの脱毛に加え、抜毛症もあり、私はウィッグを導入しました!!

理由は二つ!

一つ目は無意識に抜くのを防ぐこと

二つ目は見た目の改善

随分前から抜毛症発症しているので、やはり髪を触る癖があります。

ストレスが溜まったり髪が傷んで気になったときに抜きやすくなってしまうのです。今はコロナ後の脱毛からのストレスや傷みで触ってしまい、悪化しています。

そして見た目。

結べば問題ないですが、下ろしていると地肌が目立つので旅行や外出が億劫になることがありました。

元々ウィッグを使うということに抵抗があった私ですが、大好きな美容院に行けなくなるのが嫌だったので、相談したところ、

「結ぶのも大変でしょ。似合うように切ってあげるから好きなウィッグ買っておいで!」

という言葉で購入を決意しました!

色々なサイトやショップを調べて、今はリネアストリアを使ってみています。

リネアストリア公式

リネアストリア公式より、掲載許可いただいています。
リネアストリア公式より、掲載許可いただいています。

なぜここにしたかというと、

・ウィッグや抜毛症患者のための提携された美容室があること
・試着して、自然に見える着脱の仕方や扱い方を一緒にやってもらえる
・色や髪型の種類が多い
・毛の種類によっては3000円ほどと安い
・モデルや開発者自身が脱毛症や抜毛症

など、自分に寄り添ってくれそうだし、導入時にリスクは少ないと思ったのでこちらに決めました。

そして、実際使ってみると…

イメージと全然違って自然に見えます!

最初は職場にしていくのにチョコブラウンという無難な色にしたのですが、カットしてもらったら本当に自然だし可愛くて、職場でも「わからない」と言われるほど!

※職場の同僚はコロナ後の脱毛を知っています。

そして着脱も慣れてしまえば1分ほど!

慣れるまでは大変でしたが、提携している店舗に行けば、またカウンセリングをしてくれるので安心です。遠方で難しい方にはオンラインもあります!

私はお手入れが苦手で、まだまだウィッグダメにすることが多いのですが、新しく買っても2万円もかからないので、買ってお手入れの勉強している途中です。

今では何個か長さや色が違うものを持っていて、気分や外出先などTPOに合わせてウィッグを変えています。

明るい髪色やショートなど挑戦したことないものは休みの日、家の近所に行くときに試しています。染められない色ができて、髪型も変わって新鮮な気持ちになれました!

ウィッグを使っての変化

ウィッグを導入したことで、ウィッグでのおしゃれを楽しめるようになったし、外出できるようになって、抜毛も減ってきていいことしかなかったです!

もっと早くウィッグにすればよかったと思いました…。

ですが今だから上手く被れるし、今だから髪色変えたり楽しめるけど、昔は難しかっただろうなと思います。

お仕事や普段使いできるようなものから、お出かけやイベントに使う用の幅広い色や形のウィッグがあり、周りから「髪色変えた?」くらいにしか思われないので、服を選ぶようにウィッグを決めています。

色々なウィッグを使うことで、気持ちが前向きになり社交的になったり、おしゃれが楽しくなったり、毎日ワクワクしています!

もし、私と同じように悩んでてウィッグはな…って思っている人がいたらぜひ試してみてほしいです!

そして自信を取り戻せたり、みなさんがやりたかったことができると嬉しいです。

看護師

小児科、訪問看護、病院、クリニック、派遣など色々な働き方をしてきた私が伝える自宅で看れる、実践できるTips、実際/病気を持つ私が伝える対処法

moecaの最近の記事