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【宮城県 東松島市】週末にすぐ行ける! 「野蒜ヶ丘」の公園特集③

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・松島町)


せっかくの休みなので出掛けたい。
夏だし、暑いけど自然を感じながら、少し運動もしたい。
だけど、混んでいる場所も嫌だし、なんというか、
お洒落もせずに気兼ねなく、の〜んびりしたい。

という訳で、以前の記事でもご紹介をした、近場でおすすめの場所「野蒜ヶ丘」に点在する公園についてご紹介したいと思います。

前回は「里の公園東」と「里の公園西」をご紹介しましたが、今回は大人向けではなく、
ちいさなお子様連れで、遊びに行くのにぴったりの公園をご紹介をします。

▲ 「JR東名駅」と「JR野蒜駅」のどちらからも行きやすい位置に「水の公園」がある
▲ 「JR東名駅」と「JR野蒜駅」のどちらからも行きやすい位置に「水の公園」がある


場所は「JR野蒜駅」から徒歩約20分、または「JR東名駅」から約15分の場所に位置する、「水の公園」です。 ※上記写真の「現在地」がJR野蒜駅で「赤い囲み丸」が公園の場所です。

▲ 「JR野蒜駅」を出て左、道なりにずっと進みます
▲ 「JR野蒜駅」を出て左、道なりにずっと進みます


JR野蒜駅から「水の公園」までの道のりは、約20分程。少し歩きますので、今の時期は熱中症予防に飲み物を準備して行くことをおすすめします。
※途中にいくつか自動販売機がありますので、道中で購入することも可能です。
ただ、トイレは途中にありませんので、駅もしくは、駅を出てすぐ左側にある「奥松島イートプラザ」で準備を整えてから出発しましょう。

JR野蒜駅を左に真っ直ぐ、道なりに進んでいきます。
途中、以前ご紹介した「里の公園東」と「里の公園西」を通過し、橋から野蒜海岸方面の壮大な景色を眺めることが出来ます。
そして、反対側には美しい濃度のグリーン色の山々が、すぐ目の前まで迎えてくれます。
実際に山を目の前にすると、結構な山の迫力に少し圧倒されてしまいます。

▲ 緑の濃淡がとても魅力的な上に、野鳥の鳴き声もとても近い。可能であればしばらく眺めていたいほど。
▲ 緑の濃淡がとても魅力的な上に、野鳥の鳴き声もとても近い。可能であればしばらく眺めていたいほど。


とにかく山が近いゆえに、道中には様々な昆虫たちと出会うことが出来ます。
撮影時には「ゴマダラカミキリムシ」に突然出会い、「ほうぅ!」と思わずひるんでしまいました。昆虫が大好きなお子様と一緒の場合は、公園までの約20分がとても楽しい時間になるかもしれません。実際に、途中で何人かの子供たちが、「黄緑色の虫取りかご」をぶら下げて、
ニコニコと駆けていく姿を見かけました。

▲ どこを見ても技が光る、一日中校舎のデザインを見ていられるほどの存在感。
▲ どこを見ても技が光る、一日中校舎のデザインを見ていられるほどの存在感。


昆虫たちと共に歩くこと約15分。
向かって右側に、木造モダンデザインの「宮野森小学校」が見えてきます。ここまで来れば、あと5分ほどで「水の公園」に到着です。
小学校の真正面に「交番」があり、そこを過ぎてすぐ「野蒜保育所」のちょうど裏手側に
「水の公園」があります。
※「野蒜保育所」の公園と間違いやすいので十分にご注意ください。

▲ 住宅地の中に「水の公園」があるため、ルールを十分に守って遊ぼう!
▲ 住宅地の中に「水の公園」があるため、ルールを十分に守って遊ぼう!


「水の公園」の看板は、やはり青!「里の公園東」と「里の公園西」はオレンジ色でした。
他の公園は一体何色なのか、徐々に看板に愛着が湧く様になりました。

▲ ベンチも「大人用」「子供用」の2種類あり。大人用に座ると「はぁ〜」と、ついつい寛いでしまう心地良さ
▲ ベンチも「大人用」「子供用」の2種類あり。大人用に座ると「はぁ〜」と、ついつい寛いでしまう心地良さ


ここの公園は、敷地も広く3、4人の子供たちがボール遊びも出来る規模で、定番の休憩場所東家(あづまや)に、ベンチやブランコ。そして、ユニークなデザインの大型遊具と、小型の遊具が少し。※遊具の撮影は、住宅地が写り込むため控えさせていただきました。
そして、注目したいのポイントは「小さな水遊び場」が設置されています。

▲ 約10cm程度の深さの「水遊び場」に足をつけながら、手前のベンチに座って休憩ができる
▲ 約10cm程度の深さの「水遊び場」に足をつけながら、手前のベンチに座って休憩ができる


ゆるやかな楕円形デザインの「水遊び場」は、横幅が約3メートルで、深さは約10cm。
撮影当日は、子供たちが居なかったので、水は無い状態でしたが、猛暑日の時にはここで涼みながら、親子で夏の思い出をつくるのも良いですね!

▲ 子供たちに嬉しい「水の公園」。おもしろい遊具に水遊び、ときどき遊びに来る虫たちと追いかけっこ。夏にピッタリ!
▲ 子供たちに嬉しい「水の公園」。おもしろい遊具に水遊び、ときどき遊びに来る虫たちと追いかけっこ。夏にピッタリ!


まとめとして、「水の公園」の良いところ(筆者の視点)は、大人も休憩が出来て、一方でお子様と一緒に楽しめる遊具も充分備わっている。特にポイントは「水の公園」らしく「水遊び場」で涼むことが可能。おまけに、大人用ベンチがあり、座り心地の良さが抜群でついつい長居してしまう!
※「水の公園」は閑静な住宅街の中にありますので、ボール遊びなどをする際は、車やご近所にご迷惑をお掛けしない様、ご注意ください。また、お子様をお連れの際は安全第一でご利用ください。

大きい規模の公園は混雑していたり遠方で交通の便が悪かったり、いろいろと疲れてしまう。だけど、「水の公園」のように静かで、そんなに大規模でなく、だけどバリエーション豊かな設備は、子供と一緒にのびのびと過ごすことが出来る。

そして、思い立ったらすぐ行ける距離!
ぜひ、今週末にお子様と一緒に遊びに行ってみてください。


名称:「水の公園」
住所:宮城県東松島市野蒜ケ丘2丁目18ー1
(JR 野蒜駅から徒歩約20分 / JR 東名駅から徒歩約15分)
※JR 野蒜駅、JR東名駅に野蒜ヶ丘全体の地図有り。公園までの道のりを確認出来ます。

フリーランスライター(東松島市・松島町)

日本出身/日本と英国を拠点に活動。自然と動物が大好きな人間です。国内地域ニュース、日英サッカーコラム、サステナブル・ツーリズムに関する記事を執筆中。

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