松島は観光地なので、カフェで珈琲を飲むにしてもちょっと値段が高いよね、という声をよく耳にします。しかしながら、'観光地なので’ 面白いものが結構ある訳なのです！筆者を含め、地元の皆さんに一度は実際にお試しして欲しい、おすすめの食べ物をご紹介します。

今回、ご紹介するのはJR松島海岸駅から徒歩約7分の場所にある、松島島巡り観光遊覧船の待合所内（※別名称「松島海岸レストハウス」）の「笹かまぼこ自動販売機（笹かま自販機）」です。その中でも、おすすめは「笹かまcup」。

数年前にメディアでかなり報道されていたこの自販機ですが、地元の皆さんはどの程度、実際に購入したことがあるでしょうか？実は、筆者は今回が初めてでございました。そうなんです、意外とTVなどで紹介をされても、「松島は観光地」というイメージがあって、地元民としては現場まで足を運んで購入までに至らないのが実際（これは筆者の視点です）。
しかしながら、実際に笹かま自販機を発見し、目の前にすると「おお！！！」と、込み上げてくる感動と、不思議な達成感が湧き上がります。
通常、自動販売機というのは飲み物を販売している機械だ、と脳に染み付いているため「そうではない物（笹かまや、おでんとか）」が、この機械の窓から顔を出している姿を目の当たりにすると「ん！いつもと違う・・！」と感じ、身体中が躍動してしまう訳なんですね。
こんなに自動販売機に対して、熱く説明するのも初めてです。

早速、500円で「笹かまcup」を購入。ガション！と笹かまらしからぬ音を立てて、姿を見せてくれた「笹かまcup」は片手で掴めるほどのサイズ感。ジッと見れば見るほど、なんとも愛らしい丸っこい頭に、スケルトンボディ内には5種類のミニ笹かまが入っています。
笹かまぼこ自体は、真空パックの個装仕様なので約2週間程の長めの賞味期限です。そして、要冷蔵なのですが、冬の時期であれば1、2時間程度であればそのままお持ち帰りも問題なくできます（※長時間暖房が効いている場所に滞在する場合は注意が必要です。）

カポンッと上蓋部分を外すと、可愛いサイズのミニ笹かまが詰まっています。カップに入っているので、このカップでビールを飲むとか、笹かまを食べた後の個装パックをカップに入れて蓋を閉めて持ち帰る、などなど色々と便利なカップです。

中身の笹かまの種類は全5種。通常の笹かま2枚、牛タン1枚、ゆず1枚、チーズ1枚がカップに入っています。真空パックもそんなにキツくないので、お年寄りでもお子様でもスッと開けて食べることができると思います。開けた時に、まれに笹かまの水分が飛び出すことがあるので、そこだけ気をつけて召し上がって下さい。筆者は、全部美味しい！と感じましたが、「ゆず」がお気に入りです。

今回ご紹介したのは、松島島巡り観光遊覧船の待合所内（※別名称「松島海岸レストハウス」）の「笹かまぼこ自動販売機（笹かまcup）」でした。ぜひ、みなさんも一度は「笹かま自販機」で実際に購入して、召し上がってみて下さい♪ お店で購入するのとはちょっと違った面白さと、嬉しさを感じることができるかもしれません。

名称：笹かまcup （1カップ500円）
販売場所：松島島巡り観光遊覧船・待合所内（※別名称「松島海岸レストハウス」）
「武田の笹かまぼこ 自動販売機」
住所：宮城県宮城郡松島町松島町内98-1
営業時間：平日9:30 〜 16:30、土・日曜8:30 〜 16:30