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【宮城県 東松島市】レーズンたっぷり本格的ライ麦パン!噛み締めるほど味わい深い

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・松島町)

少しずつ東松島市内にも、個性溢れる美味しいパン屋さんが誕生し、両手でパチパチとしたいほど。パン好きの皆さんには共感いただけるかと思うが、例えば「よおし、今週末は焼きたてのパンを買いに行くぞ!」と思えば、一週間仕事を頑張れる、そんなパワーも溢れ出てくるものだ。
パンといえども種類は非常に多く、奥深い。
日本人好みの「もちもち・しっとり・なめらか」これらの食感は大抵、白い小麦や米粉などを加えたパンに多いが、その逆の食感というと「パリパリ・ゴソゴソ・ボソボソ」なんとなく、固くてギッチリ感のあるイメージだ。

▲ これは「アイリッシュ・ブレッド」アイルランドのパンで全粒粉とライ麦だけで焼き上げたもの。固くボソボソとした食感だが、麦の香りをしっかりと感じられてクセになる味わい。
▲ これは「アイリッシュ・ブレッド」アイルランドのパンで全粒粉とライ麦だけで焼き上げたもの。固くボソボソとした食感だが、麦の香りをしっかりと感じられてクセになる味わい。

それらは、全粒粉などで焼き上げられたやや茶色や黒っぽいパンで、日本の一般的なパンよりも、重厚な外見で甘みよりも酸味がある。ドイツパンなどはそのグループだ。

この黒っぽいパンだが、日本人好みのもっちり・しっとり感を残しつつ、どっしりとした固めの噛みごたえ、そして全粒粉などライ麦の豊かな香りも楽しめる、なんとも嬉しいパンに出会ったのでご紹介しよう!

▲ 見た目はそこまで大きくないサイズだが、持ち上げるとずっしりと重みを感じる!
▲ 見た目はそこまで大きくないサイズだが、持ち上げるとずっしりと重みを感じる!

宮城県東松島市の赤井にお店を構える「Taro Bakery(たろう ベーかりー)」の、『ヨーグルト ライ レーズン』だ。
ここのお店は、お持ち帰り専門店なので好きなパンを購入したら自宅でゆっくりと食べるか、または店の敷地内にあるベンチに腰掛けて食べることも可能。
そして、お店まで遠くてなかなか買いに行けない方は、市内2箇所の*他店舗内で毎週決まった曜日にTaro Bakeryのパンが販売されているので、そこで購入することができる!
これはとても嬉しい ♪(*ページ下部に委託販売場所の詳細を記載しています。)

▲ いい色にこんがりと焼き色をつけた表面は、見ているだけでも美味しさが伝わる不思議
▲ いい色にこんがりと焼き色をつけた表面は、見ているだけでも美味しさが伝わる不思議

ヨーグルト ライ レーズンは、ライ麦生地にその名の通り「ヨーグルト」が加えられているもの。酸味も強めかなと感じたが、そこまで生地自体が酸っぱい!という感じは無く、ちょうど良い爽やかに、レーズンのじゅわりとした甘酸っぱさがとても美味しい◎
そして、ライ麦配合の黒めのパンだけど、ボソボソ感は全く無く、内側がしっとり。噛むとしっかりとしたパンの表面の強さと、もっちりした弾力を感じることができる。

筆者は、半分をオーブンで焼いて食べ比べたのだが、焼くとより麦の香りが際立って、とても美味しかった!その後、部屋中に広がったライ麦の香りだけで、もう一杯珈琲を飲んだという強者だ。

▲ Taro Bakeryの「ヨーグルト ライ レーズン」
▲ Taro Bakeryの「ヨーグルト ライ レーズン」

柔らかな白い食パンももちろん美味しいが、麦の豊かな香りと甘さを感じることができる、黒いパンもなかなか良いものだ。1切れのライ麦パンに、お気に入りの珈琲1杯と、小説1冊でもあれば、これがまた大満足の素敵な時間になることだろう。
ライ麦パン、噛み締めるほど、うまいぞ。

商品名:ヨーグルト ライ レーズン
製造・販売本店:Taro Bakery(たろう ベーかりー)
住所:宮城県東松島市赤井字舘前171-5
営業時間:10:00 - 16:00
定休日:日曜日、月曜日

[東松島市内の委託販売先] ※各店舗の住所など詳細情報は、店舗名をクリックした先で確認可能です。
あんてなしょっぷ まちんど:JR矢本駅から徒歩1分(毎週金曜日に販売)
Harappa:JR矢本駅から徒歩約20分(毎週金曜日に販売)

フリーランスライター(東松島市・松島町)

日本出身/日本と英国を拠点に活動。自然と動物が大好きな人間です。国内地域ニュース、日英サッカーコラム、サステナブル・ツーリズムに関する記事を執筆中。

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