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【宮城県 松島町】バラ開花までもう少し!黄色と緑の世界が広がる円通院 [2023年5月9日時点情報]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・松島町)

5月から6月にかけて開花する棘(トゲ)のある花といえば、薔薇(バラ)。1本でも充分な華やかさと存在感を放ち、「強さ」も兼ね備えた美しさがある花だ。しかし、実際にバラを栽培するとなると病気や害虫などにとても弱く、非常にデリケートで手の掛かる花と聞く。大切に主人によって守られ栄養たっぷりに育ったバラは、その期待に応えるかの様に、しっかりと魅力的で美しい花を咲かせてくれる訳だ。
さて、宮城県内でバラを楽しめる場所はいくつか存在するが、その中でも松島町の円通院(えんつういん)は松島町内の方はもちろんだが、東松島市の方にとっても身近な場所。近場で美しいバラを見て楽しむことが出来るのは、やはり嬉しいこと♪ その円通院のバラの開花状況と、現在開花中の花も併せてご紹介していこう!(※2023年5月9日撮影時点情報)

撮影時のバラの状況は、まだ開花前でつぼみが大きく膨らみ始めた段階。開花まではもう少し!ただ、既にいくつかのつぼみからは、ピンク色の花びらが顔を出し始めていたので、早いバラはひょっとすると5月中には見ることが出来そうだ(※あくまでも予想)。

円通院には約100種類のバラが生育していて、そのバラ園の形式は左右対称の西洋式デザインを取り入れている。そのため、バラが満開になった際にはヨーロッパのような異国の雰囲気を味わえるのも魅力の一つ!開花がとても待ち遠しい。

また、円通院にはバラ以外にも様々な種類の植物が生育中。現在は、大きめのツツジが咲き始めていて、色合いも1種類ではなく薄いピンク色からワイン色まで様々。そして周囲の木々の新緑が眩しいほどに、とにかく美しい!上を見上げれば優しい緑色に囲まれ、下を向いても・・

苔の柔らかな緑色のカーペットがずーっと続くのだ。円通院は、紅葉の素晴らしさから秋の観覧がおすすめ時期として抜きん出ているが、実は意外と現在の時期(5月)も素敵なのだ。過ごしやすい気候に加えて、植物が作り出す緑や黄色の世界が体感できるちょうど良い時期。
余談だが、筆者は個人的に紅葉時期よりも植物がイキイキとしている、現在の新緑時期の方が好みの人間。さあ、皆さんはどうだろうか?

花や植物など自然と向き合う時間は、人間が元気になると感じる。皆さんも週末のお休みに円通院でちょっと息抜きをしながら、植物の表情を眺めてみるのはどうだろうか。
目に飛び込んでくる美しい色合いに、きっとついつい足を止めてしまうぞ!

施設名称:円通院(えんつういん)
住所:宮城県松島町松島字町内67
営業時間:[4月-11月] 9:00-16:00、[12月-3月] 9:00-15:30
定休日:年中無休
拝観料:大人500円、小・中学生300円(※2023年5月時点の料金)

フリーランスライター(東松島市・松島町)

日本出身/日本と英国を拠点に活動。自然と動物が大好きな人間です。国内地域ニュース、日英サッカーコラム、サステナブル・ツーリズムに関する記事を執筆中。

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