山形県の山寺（やまでら）に本店を構える'山形蕎麦'の店「焔藏（えんぞう）」。同ブランドは、山形が誇る伝統的な蕎麦の品種「最上早生（もがみわせ）」を使用し、自家製粉後に手打ちで蕎麦を提供している本格的な蕎麦専門店だ。以前までは、宮城県内でその味を楽しむには仙台や名取市内まで足を運ばなくてはならなかった。しかし、ついに（2023年）3月21日に松島町に焔藏（えんぞう）の新店がオープン！今回は、店舗の場所を中心にご紹介していこう。

場所は、国道45号線から奥に入った場所にあるJR東北本線「松島駅」が目印。そのすぐ目の前の通りに「焔藏」の新店舗がある。注意したいのがJR仙石線「松島海岸駅」ではないという部分だ。筆者の場合、普段会話をする際にはいずれの路線の駅名も、単純に「松島駅」と言ってしまいがちだが・・、「焔藏」の新店舗は、松島海岸駅前ではなく、松島駅前が大正解！

具体的に写真でご案内していこう。JR松島海岸駅を背にして左方向へ（東松島市方面）国道45号線沿いをずっと進んで行くと、上記写真のJR仙石線の高架下まで辿りつくことが出来る。道中に分かれ道もあるのだが、45号線上をとにかく進もう。

高架下をくぐり、そのすぐ後の歩道橋の信号機を向かって左へと進もう。

すると正面にはJR東北本線「松島駅」の姿を確認することが出来て、そして左側の黒い建物が新しくオープンした「焔藏 」松島店なのだ。仙台や名取市内にある各支店よりも規模はとても小さめ。しかし、駐車場もしっかりと完備されていて（5、6台駐車可能）、なんと言っても駅前なので場所もわかりやすく、道路も広いので出入りしやすいのが素敵なポイント！

また、車利用でなくともJR松島駅から下車をして、徒歩1分で美味しい山形蕎麦を食べに行けるというのが、かなり嬉しい。例えば、次の電車が到着するまでに、サッと一人で立ち寄って、手打ちの美味い蕎麦をすすってお腹を満足させてから、よしっ！と乗車することも可能なのだ。駅前はかなり便利！

ちなみに、同店舗ではお持ち帰りメニューも有り！お腹が空いたが、店内で食べる時間が無いという方には是非おすすめ。事前に電話予約をするか、またはお店に立ち寄って直接注文も可能だ。お持ち帰りメニューは、ご飯ものとおつまみ系に限られていて、現在（2023年5月31日時点）は、天ぷら盛り合わせ、げそ天、野菜天小丼、げそ天小丼、海老天小丼、特製天丼の6種から選べるようになっている。丼メニューの「小丼」を並盛りに変更することも可能だ。

筆者は、直接店でお持ち帰りの「げそ天」を注文。店内の注文は、食券を券売機で購入する仕様で、メニュー表示もとてもわかりやすいので、機械操作が苦手な方でも迷わずに購入することが出来そうだ。大体5分ほどで、揚げたてのサックリとした「げそ天」を受け取り、湯気が上がる「げそ天」を頬張ると、とっても柔らかで身に染みる美味しさだった！
今回は、新店舗オープンということで場所の説明が主になったが、引き続きメインの山形蕎麦についてもご紹介していきたい。

さあ、今週末はみんなでJR松島駅を目印に美味しい蕎麦を食べに行こう！
（電車でもいけるぞ。）