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【宮城県 東松島市】黄金色のキレのある味!改めて味わいたい美味い地ビールの存在 [野蒜地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・松島町)

以前の記事では、宮城県東松島市の'大麦'から商品化されたもち麦「のびる村大麦」についてご紹介してきた。梅雨の蒸し暑さに加えて、どんよりとした曇りの天候が続く時期には、ガツンと元気が出る美味しい料理と'麦ご飯'で乗り越えたいものだ。さらに、そこに冷た〜いビールが加われば、これまた至福の時間となるだろう。

さて、このビールもまた「大麦」を原料として製造される飲み物。東松島市の野蒜地区にはいくつかの麦畑が広がり、実は2016年にその大麦から東松島発の地ビールが誕生していたのだ。

その名も「希望の大麦 GRAND HOPE(ぐらんど ほーぷ)」。すでにご存知の方はどのくらい居るだろうか?アルコールということもあり、お酒を飲まない方にとっては、ひょっとしたら今まで気にも留めなかった存在かもしれない。今回は、その東松島市の地ビール「GRAND HOPE(ぐらんど ほーぷ)」を改めてご紹介していこう!

このビールが製造されることになった背景に、2011年の東日本大震災の存在がある。災害で影響を受けた市内の土地の再開発と活性化を願い、県内外からのサポートと共に大麦の栽培をスタート。商品化に至るまでのストーリーは非常に奥深く、この記事内ではとても収まりきれない程、長い時間と多くの人々の協力があった(※ページ下部に詳細情報を記載)。その後たくさんの人々の想いは、見事に輝く黄金色の大麦畑となり、そこから東松島の地ビール「GRAND HOPE(ぐらんど ほーぷ)」が完成した。

野蒜の地で人々からたくさんの愛情を受けて育った大麦。仕上がったその味は、一口飲んだだけでも感じる「スーッ」と風が通り抜けるような抜群の爽やかさ!その度合いはかなりレベルが高く、パッと目を見開いてしまうほど透明感のある味。コクがあるどっしりとした味ではなく、とにかく爽やかで軽い。それに加えて、完熟したフルーツのような芳醇さがあるので、飲みやすく特に女性の人気が高いかもしれない(あくまでも筆者の感覚)。

2011年から2016年の販売までの長いプロセスが、この美味しいビールの味に込められているのだ。夏場にしっかりと冷やした「GRAND HOPE(ぐらんど ほーぷ)」を瓶ごと海に持ち込んで、スポンッと栓を開けたら、すかさず思いっきりググッと飲もう!きっと、最高の時間が過ごせると思うぞ。単なるビールではない、スペシャルな地ビールをみんなで味わおう!

商品名:希望の大麦 GRAND HOPE(ぐらんど ほーぷ)
販売店:のびる村直売所 ※オンラインショップも有り
住所:宮城県東松島市野蒜字羽黒50-1
定休日:年中無休(※年末年始を除く)
営業時間:10:00 - 16:00
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[関連のお知らせ]
■GRAND HOPE(ぐらんど ほーぷ)が飲めるお店:
東松島市の地ビールGRAND HOPE(ぐらんど ほーぷ)が気になった方は、JR矢本駅隣接のお酒が飲めるお店「CraftBeer Bar Terminal(くらふとびあ・ばー・たーみなる)」もおすすめ!東松島市に関連するビール数種類を楽しむことが出来るぞ。
店舗名:CraftBeer Bar Terminal(くらふとびあ・ばー・たーみなる)
住所:東松島市矢本字河戸264-2 (※JR矢本駅に併設)
定休日:毎週月・火・水・日(※週末のみ開店。記載の定休日は6月の予定です)
営業時間:17:00 - 20:00
店舗公式SNS:気になった方はお店の公式フェイスブックのページを覗いてみよう!

■GRAND HOPE(ぐらんど ほーぷ)完成までのストーリー:
下記ブランドの公式ページから詳細を読むことが出来ます。気になった方は是非覗いてみよう!
希望の大麦プロジェクト

フリーランスライター(東松島市・松島町)

日本出身/日本と英国を拠点に活動。自然と動物が大好きな人間です。国内地域ニュース、日英サッカーコラム、サステナブル・ツーリズムに関する記事を執筆中。

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