宮城県東松島市内で毎年3月から11月までの「奇数月」に開催されている人気イベント「Koti（こてぃ） 小さな幸せマルシェ」。毎回さまざまなジャンルのお店が大集合し、出店者を含めて訪れる人々みんなで楽しいひとときを過ごすという、素敵なイベントだ。

その「Koti」がなんと2023年8月2日（水）に、ふらりと気まぐれの「旅」に出るというのだ。一体どこへ行くのかというと、これまでのイベント開催地（東松島市あおい・小松地区）からぐ〜んと飛び、舞台は東松島市内の「野蒜ヶ丘地区」。「旅するKoti」としては、初めての場所でイベントを開催することになったのだ。
今回は、2023年8月2日（水）に開催される「旅するKoti」のイベント内容や、場所についてご紹介していこう！

イベント名：旅するKoti（こてぃ）
日程：2023年8月2日（水）
時間：10:00〜15:00まで
場所：野蒜ヶ丘サステナブルコモンズ

イベント会場となるのは、昨年（2022年10月）完成したばかりの「野蒜ヶ丘 サステナブルコモンズ」。同施設は、まちづくりや住まいに関する情報、そして住居そのものなどを新しい形式で総合プロデュースしている団体であり、取り扱う「住宅エリア」全体を指す名前でもある。これらの筆者が綴った言葉だけを読むと、イメージは「住宅展示場」のようなものを想像するが、同施設はちょっと他とは異なりユニークな取り組みを行なっているのだ。

住宅エリア内には、お洒落なアパートや一戸建てなどの「住居」はもちろんのこと、その一角に暮らしをちょっと豊かにする工夫として飲食店が存在するのだ。例えば、お惣菜を提供する「107kitchen 紗乃音（いちまるなな きっちん すずのね）」に、以前の記事でもご紹介した地元産野菜などを使用したジェラート屋「H&H Labo（えいち あんど えいち らぼ）」、そして地元産のアルコールを提供する「ビアベース カンパネラ」だ。住居エリア内の一角とはいえ、いずれも通常の店舗として営業しているので、ふらりと立ち寄ってお惣菜と一緒に冷たいビールを楽しんだり、帰りにジェラートを購入して食べ歩きなんてことも可能だ。

同施設（会場）の場所だが、JR仙石線「東名駅」から徒歩5分の場所にあり、向かい側には広めの敷地と木のデザインの遊具が目印の「木の公園」がある。（※上記写真「JR東名駅」そばの赤丸部分が「木の公園」で、その真向かいに会場となるサステナブルコモンズがある。）

以前「木の公園」を取材時（2022年8月）には、まだ建設途中だった同施設。その頃から、素敵な木造デザインの建物に『何が完成するのだろうか？』と期待を膨らませていた筆者だ。そして、その真向かいにあるのが上記写真の「木の公園」。なので、もしも道中で迷った場合は「木の公園」を目指していくとわかりやすいぞ。

さて、「旅するKoti」のイベント内容だが、「屋内・テント・キッチンカー」これら3つの異なるスペースで全18店舗がそれぞれに手作りの商品を販売する。その中には、オーガニックコットンやコーヒー、そして花やハーブなど自然素材のものが多く、加えてマッサージなどもあるので、全体的に疲れを癒す「リラックス」や、ストレスを解消させる「リフレッシュ」などの言葉がキーワードのイベントとなりそうだ。
そして、お腹が空いたら施設内のジェラートやお惣菜、アルコール類に加えて、キッチンカーの店舗「おいも屋」のしっとりつめた〜い冷やし焼き芋や、栗原市から参加の「くりはらファーマーズラボ」の手作りふっくらおにぎりなどで至福の時間を過ごそう。

「旅するKoti」が「野蒜ヶ丘サステナブルコモンズ」でイベントを開催するのは今回が初めてとなるため、初回記念日となるわけだ。このスペシャルな日に、是非地元の皆さんを含め多くの方々が出会い、素敵な時間を過ごせることを筆者は願っている。どうか緊張せずにふらりと立ち寄って、楽しいお買い物に美味しいご飯を食べようではないか♪
なお、会場がある野蒜ヶ丘周辺には山を間近で体感できる場所が多く、様々な昆虫が人間とともに歩道を歩いている姿をよく見かけるので、当日お子さまと一緒に散歩をしながら参加するのもおすすめ（※熱中症にご注意）。そして会場は野蒜海岸にほど近いので、夏の思い出づくりに海でちょっと涼んでいくのも、また楽しい時間を過ごせそうだ。
さあ、8月2日（水）は、みんなで魅力いっぱいの野蒜ヶ丘に集合だ！