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【宮城県 松島町】出会えた貴方はラッキー!観光看板にゃんこ『みーちゃん』の存在 [町内地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・松島町)

全国各地に存在する「看板」の役割を果たしている存在。彼らは本人自身が意識をしてなくても自然と周囲に人々が集まり、当の本人を含めその周囲(場所)自体にもスポットライトが当たる、とても重要な存在だ。
実は宮城県松島町の国宝「瑞巌寺(ずいがんじ)」の参道入口そばにも、数年前から「看板猫(看板にゃんこ)」が暮らしていることをご存知だろうか?普段は基本的にあまり外に出ていないので、その姿を見かけられる機会は少ないかもしれない。この記事では、松島町の素敵な看板にゃんこ「みーちゃん」についてご紹介をしていこう!

看板猫「みーちゃん」の住まいは前述に記載した通り、松島町内の「瑞巌寺」参道入口(総門)をくぐった後、すぐ左側にある「松島観光ガイド」の施設内(時々外)で暮らしている。
地元の方であれば門をくぐった後は、あまり周囲に気を留めずに真っ直ぐ参道を進むことが多いのではないだろうか、と想像する。実際に地元民の筆者自身は、何度も松島を訪れているにもかかわらず、つい最近になってから看板にゃんこの存在に気づいた1人だ。

瑞巌寺の門をくぐり左へ曲がると目の前には「松島観光ガイド」の黒い小さな建物があり施設入口前には、みーちゃんの可愛らしい部屋が!
しかし、肝心のみーちゃんの姿は無く不在の状態。早速、施設内へお邪魔すると・・・

雪のような白色に縞模様の毛皮を着たみーちゃんは、ちょうど睡眠中!そんな最中に筆者が突如訪ねたため、みーちゃんは眠い目をこじ開けつつ、こちらをチラリと見つめてくれた。
ちょこんと小さい耳がチャームポイントで、鼻と口の付近が綺麗な白色。その姿はしっかりと看板にゃんこの風格が漂っていて、筆者のような突然の来客に対してもちゃんと挨拶をしてくれた(顔を向けてくれた)。
施設の方にみーちゃんについてお聞きしたところ、元々同施設の周辺をゆらゆらと歩いている姿を見かけていたのだが、次第に施設自体(建物付近)に顔を出すようになり現在に至るそうだ。
同施設のガイドの皆さんと共にみーちゃんが居る光景は、とても微笑ましく室内にはふんわりと優しさのある和みの空間が広がっていた。みーちゃんの本心はわからないが自然と同施設に行き来する内に、人々が行き交う場にどこか居心地の良さを見出したのかも?しれない。

そして同施設では、みーちゃんの手作り缶バッチを販売中!直径約3センチほどの手頃なサイズで「名前入り」と「名前無し」の2種類から選ぶことが可能だ。

ぱっちりと目を開いてキリッと正面を向いている姿は「美猫」という言葉が、ポンッと脳裏に浮かぶほど。ぜひ皆さんも松島散策をしながら、看板にゃんこ「みーちゃん」を訪ねてみてはいかがだろうか?(もし、みーちゃんが眠っていた場合は筆者のように、起こさぬよう静かに覗いてみよう!)
松島町の立派な看板にゃんこ「みーちゃん」がこれからも多くの人々に愛され、そして、みーちゃん自身にとっても幸せな時間を過ごせることを願っている筆者だ。

名称:松島観光ガイド(看板にゃんこ「みーちゃん」)
住所:宮城県宮城郡松島町松島町内88
営業時間:8:30 - 17:00
施設公式WEBページ:気になった方は施設の公式ホームページを覗いてみよう!

フリーランスライター(東松島市・松島町)

日本出身/日本と英国を拠点に活動。自然と動物が大好きな人間です。国内地域ニュース、日英サッカーコラム、サステナブル・ツーリズムに関する記事を執筆中。

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