Yahoo!ニュース

【宮城県 東松島市】たっぷり濃厚クリーム!クリスマスに食べたい苺ショートケーキ(3)[小松地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・松島町)

気温が少しずつ下がっていくのと同時に、近づいてきている冬のイベント「クリスマス」。各国様々な盛り上げ方があるものだが、一般的にクリスマスにはいつも食卓に登場しないご馳走がお目見えし、その中でも大きな役目を担っているのは「ケーキ」ではないだろうか。
それに伴い、以前の記事でもご紹介してきているが、筆者は宮城県東松島市で購入可能な「苺ショートケーキ」を追いかけている(※以前の記事はページ下部に記載)。
なぜショートケーキなのかと言えば・・・・思い切ってホールケーキを購入したものの結局食べきれなかったり、また別の視点ではショートケーキは手頃なサイズ感なので、各店のオリジナルの味を少しずつ食べ比べすることもできる。これらの点からホールではなく、ショートケーキにスポット当てているという訳だ。ちなみに「苺」ショートケーキにこだわっている理由は、単にクリスマスらしいという筆者の安易な考えから選出したもの。
さて!前書きはここまでにして、今回は東松島市小松地区にある「洋菓子カルン」の苺ショートケーキをご紹介していこう!

実は洋菓子カルンの本店は「石巻市」にあるのだが、東松島市小松地区の複合商業施設「イオンタウン矢本」の一画に支店があり、気軽に同店の洋菓子を購入することが可能だ(※以前の記事でも同店のユニークなスイーツをご紹介してきた。気になった方はコチラへどうぞ。)
さて、同店の苺ショートケーキだが、大人女性の手の中にすっぽり収まるくらいの、やや小柄なサイズ。しかしながら、なかなか高さのあるケーキなのだ!

アルミ箔と恒例のフィルム剥がしを楽しみながら、目に飛び込んできたのは厚いスポンジ生地に挟まれた、たっぷりのクリーム!ボリュームのあるスポンジ生地に、間のクリームも大サービス。『だから高さがあるのか・・』と、ついつい呟いてしまう納得のいく構造だ。
おまけによく見ると「間のクリーム」と、ケーキを覆っている「表面のクリーム」はちょっと違うのだ。間のクリームは優しいピンク色の苺クリームで、苺の甘い香りとミルクをしっかり感じる濃厚な味!柔らかめのクリームなので、食べる前はさっぱりと軽めの味を想像していたのだが、その真逆。そしてクリームの中に生の苺も一緒にとじこめられているので、甘さはやや控えめに感じた。

一方で表面のクリームは前述の苺クリームに比べてミルク感は少なく、さっぱりとした後味で甘さはしっかりある。1つのショートケーキの中に収まっているクリームでも、同じではなく場所によって微妙に味が違うのだ。職人さんの仕掛けは素晴らしく、そして発見するのも面白い。
「仕掛け」と言えば、このケーキの「てっぺんの苺」にはキラリと光る雫(しずく)がとろ〜りとかけられているのだが、これは艶出し用のゼリーのようなもので洋菓子業界では「ナパージュ」と呼ばれる技の一つ。キラリと光る苺は、より魅力的に見える!

スポンジ生地にフォークを押し込むと・・・・・間のたっぷりクリームがうわっと溢れ出す!

スポンジ生地は「ふんわり」と「しっとり」の中間の食感で、2種類のクリームどちらにも合う甘めの味。ちょっと濃いめに入れた紅茶やブラックコーヒーがあれば最高!さらに美味しい時間を楽しめそうだ(筆者はブラックコーヒー派)。

今回は東松島市矢本地区にある「洋菓子カルン」の苺ショートケーキをご紹介してきた。厚めのスポンジから溢れ出すクリームをそのまま食べるのも美味しいが、筆者はそのクリームを焼きたてトーストに乗せて食べた強者だ(撮影秘話)。さあ、苺のショートケーキで自分なりの美味しい時間を過ごそう!


名称:苺のショートケーキ
販売店:洋菓子カルン ザ・ビック矢本店
住所:宮城県東松島市小松上浮足43
営業時間:9:30 - 19:30
定休日:年中無休
店舗公式WEBページ:気になった方はお店の公式ホームページを覗いてみよう!
[関連記事]
■何度でもやさしさを運ぶ「アカマ」のいちごショートケーキ
■しゅわ〜っと柔らか生地!クリスマスに食べたい苺ショートケーキ(1)
■技ありクリームがポイント!クリスマスに食べたい苺ショートケーキ(2)

フリーランスライター(東松島市・松島町)

日本出身/日本と英国を拠点に活動。自然と動物が大好きな人間です。国内地域ニュース、日英サッカーコラム、サステナブル・ツーリズムに関する記事を執筆中。

Molly Chibaの最近の記事