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【宮城県 東松島市】お正月に使える絶品小倉あん!冬季限定店こだわりの味を自宅にお持ち帰り[小松地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・松島町)

宮城県東松島市の小松地区にある複合商業施設「イオンタウン矢本」の一画に、10月〜3月までの冬季にしか姿を現さない店がある。この説明だけで地元の方は『あの店でしょう!』とピンときたかもしれない。その店とは、熱々小倉あんタップリの大判焼きを提供している「あじまん」だ。今回は「あじまん」の味を自宅で楽しめる「とある物」をご紹介していこう!
同店は小さな屋台のような外観で、冬が近づいてきた頃にホームセンター「SUNDAY(サンデー)」の入口前にいつの間にか店舗が出現している。筆者の中では、もはや冬の風物詩となっていて、オープンした姿を見かけると『冬が来たなぁ』と感じている。
実は同店は山形県の企業が運営しており、宮城県内にもいくつか店舗を展開しているのだが、東松島市そして松島町を含めたエリア内では、唯一「イオンタウン矢本」の1店舗しか展開していないため非常に貴重。松島町の方にとってはちょっと足を伸ばすことになるが、ぜひ焼きたての大判焼きを食べてみていただきたい。ちなみに同店名の「あじまん」は社名でもあり商品名でもある。そのため、この記事内では商品の「あじまん」については「大判焼き」として書き綴っていく。
さて、毎年店の前に小さな行列をつくる人気の大判焼きは、子供が「グーの手」をした位の手頃なサイズ。決して大きめではないのだが、驚くのが中身の「小倉あん」の量!手に持つとずっしりと重くモチモチの薄皮にかぶりつくと、すぐさま中の小倉あんがたっぷりと顔を出す(※熱々焼き立てをカブっといくと、とても熱いので気をつけよう)。まさに餡(あん)好きにはたまらない、餡を楽しむためのお菓子とも言えるだろう。

あじまんの大判焼きに使用されている小倉あんは、北海道の十勝産の小豆を銅鍋でじっくりと炊き上げられた粒あん。「甘み抑えめ」もこだわりポイントであり、一方で糖分が少ないので夏場には販売できない(冬季限定)という理由もここにある。
この小倉あんだが、なんと500グラム税込430円の価格で店舗販売されているのだ(※2023年12月時点)。人気なだけあって売り切れの場合も多く、もし立ち寄った際にはお店の方に直接確認するか、または受付窓口のホワイトボードに「あんこ販売中」の看板が立てかけられていればラッキー(在庫あり)だ!

袋の裏面には、小倉あんを楽しむための小さなヒントも記載!

購入後に餡袋を開封したならば、なるべく早めに食べ切ることと、そして冷蔵庫に保管して使用するときにだけ取り出そう。前述にも記載した通り甘さ控えめなので、常温保存をしておくと知らぬ間に傷んでしまう恐れがあるので注意しよう!餡は1粒1粒しっかりとしていて大粒。絶妙な柔らかさに仕上がっていて、そのまま焼いた餅に乗せてガブリと頬張りたいほど。

▲ 餡の表面の「縞模様」はナイフの名残なので気にしないでほしい
▲ 餡の表面の「縞模様」はナイフの名残なので気にしないでほしい

筆者は小倉トーストが好きなので、得意の小躍りをしながら『ホッホ♪』とオーブントースターにセット(※小倉トーストは許せない!という「あんこ奉行」の方には申し訳ない)。餡がとにかく美味しいので、ちょっと時間が経った食パンに乗せても全体が立派な「あんトースト」に完成される。お正月以外でも普段使い可能なところが便利であり嬉しい。

今回は東松島市小松地区の冬季限定店「あじまん」の「十勝あん」をご紹介してきた。あじまんは毎年10月〜3月までの期間限定のオープンになるため、ぜひその間に焼きたての大判焼きはもちろん、十勝あんの美味しさを味わってみてはいかがだろうか。十勝あんはたっぷり500グラム入っているため、1袋もあれば年末年始のお正月には充分間に合うのではないかと思う。(あんこ好きにはもっと必要になるかも?)
寒い冬には、ほっこりと温かい大判焼きで素敵な時間を過ごそう!

名称:あじまんの十勝あん
販売店舗:あじまん サンデー矢本店
住所:宮城県東松島市小松字上浮足43
営業時間:9:45 - 12:45 / 14:00 - 17:30
定休日:年中無休
店舗公式SNSページ:気になった方は店舗公式インスタグラムを覗いてみよう!

フリーランスライター(東松島市・松島町)

日本出身/日本と英国を拠点に活動。自然と動物が大好きな人間です。国内地域ニュース、日英サッカーコラム、サステナブル・ツーリズムに関する記事を執筆中。

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