夏服、そのまましまっていない?片付けのプロが衣替えでやっている3つのこと
整理収納アドバイザー むらさき すいこです。
まだまだ暑い日が続きますが、秋を迎えていよいよ衣替えの時期がやってきますね。
みなさんは毎年、なんとなく夏服を保管していませんか?
今回は整理収納アドバイザーの私が、
「衣替えの際にやっている3つのこと」をご紹介します。
1.来年も着たい服を厳選してから保管する
まずは持っている夏服をすべて出して、コンディションをチェックしてみましょう。
汚れやほつれ、色あせはありませんか?
現時点でシミができてしまった洋服は、来年に着用する時にはシミがもっと濃くなっています。
劣化の目立つものは、シーズンの終わりに手放しましょう。
そして、「今年着た洋服」「出番がなかった洋服」に分けてみます。
出番がなかったものは、来年こそは着たいと思えるものだけを「厳選」して残しましょう。
2年間出番がなかったものは、手放す対象に入れてみてください。
季節の変わり目に、すべての洋服をなんとなく保管していませんか?
洋服のコンディションをチェックして来年も着たいものを選び取ると、収納場所にも余裕ができてクローゼットがパンパンになるのを防ぐことができますよ。
2.靴のコンディションをチェック
洋服と同様にサンダルなど夏に履く靴をすべて出してみましょう。
かかとの擦り減りや汚れ、傷の有無を確認し、手放すものを決めます。
来年まで残す靴は、しっかりとお手入れを。
皮脂や汚れの付着した靴は、梅雨時にカビが発生する原因にもなります。
ブラシで汚れを落とし、素肌の当たる部分や靴底の汚れをしっかりとふき取ってからシューズクローゼットにしまいましょう。
季節の終わりにお手入れをすることで、清潔に保管ができて、来年も気持ちよく履くことができます。
さらに、靴の所有数がわかり、出番のなかったものが明確になるメリットもありますよ。
3.取り出しやすい場所に入れ替え
洋服と靴の見直しをしたら、ぜひ収納場所を入れ替えてみて下さい。
オンシーズンのものを「目線~腰高」「クローゼットの手前」「引き出しの手前」などの取り出しやすい場所へ。
オフシーズンのものは「下あるいは上」「クローゼットの奥」「引き出しの奥」などの取り出しにくい場所へ移動させてみて下さい。
そうすると、洋服や靴を取り出す際に背伸びをしたりかがんだりせず、スムーズに支度をすることができるようになります。
いかがでしたか?
季節の変わり目に洋服や靴のコンディションをチェックすると、手放すものが明確になります。
不要なものを溜め込まないために、ぜひ振り返る機会を作ってみて下さいね。
好きなものを選び取って手入れをすることで、来シーズンに気持ちよく着用できるようになりますよ!