こんにちは、なかぶです。

和菓子の代表格ともいえるおだんご。
あんこのいっぱい乗っかったおだんごもいいですが、やっぱりみたらしが一番でしょうか。

市原にあるおだんごやさん「和み処 市原茶寮」さんの「やちばあちゃん秘伝のだんご」が11月23日から26日の4日間限定で、金田の三井アウトレットパーク木更津で販売されるそうなので紹介したいと思います。

ちょっと先に味わってきましたので、自称「日本一高いだんご」といってしまうほどのおだんごが、どんなものなのかもあわせてお伝えします。

やわらかい、やさしいおだんご

今回三井アウトレットパーク木更津で販売される白金茶寮さんのおだんごは、店主である西郷さんのおばあちゃん「やちばあちゃん」が作ってくれたおだんごを、できるだけ千葉県の材料を使って復活させたおだんご。

もち米は使用せず、ご飯として食べるうるち米を蒸してつくという、東北地方でよく見られる、昔ながらの製法で作っているそうです。

そんなおだんごを、木更津での販売前に市原のお店でいただきました。

まずいただいたのは串にささったおだんご。

左から、もっともポピュラーなみたらしだんご、しょうゆだんご（のり）、しょうゆだんご（かつおぶし）。

みたらしだんごのたれは、もちろん自家製。
ていねいにだしを取り、しょうゆは富津の宮醤油さんのものを使用しているとのこと。

海苔だんごの海苔は千葉県産、鰹節は館山の手火山式という製法でていねいに作られたブランド鰹節を使用しているとのことでした。
もちろんこちらも宮醤油のしょうゆをまとったおだんごです。

さっそく、みたらしだんごからいただいてみます。

こんがり焼かれたおだんごにたっぷりと絡みついたみたらしのたれ。

口に入れるとていねいに炊かれた出汁の香りが広がります。
もちろん甘辛い味も口に広がり、これぞみたらし！という感じ。

市販のみたらしだんごによくありがちな、くどすぎる甘辛さはまったくなく、といっても物足りないというわけではない、ちょうどいいみたらしたれでした。

肝心なおだんごのほうはというと、やわらかくて滑らか！
千葉県産の一等米のうるち米を使っているということで、必要以上にモチモチとしていないので、普通のおだんごよりもあっさりとして食べやすい印象でした。

この辺のだんごによくみられる1串に3個や4個よりちょっと多く、5個ささっていますが、多すぎるということはなく、本当にあっさりと食べられちゃうおだんごです。

モチモチしすぎていないので、小さなお子さんからお年寄りまで安心して食べられそうですね。

しょうゆだんごの方は宮醤油の上品な醤油の香りと味、そして海苔の香り、鰹節の香りがマッチして、こちらもおいしいおだんごでした。

自家製のあんこもおいしい！けど…

串にささっていないおだんごもいただきました。

左から、つぶあん、ずんだあん、黒蜜きな粉、スイートポテトというおだんご。

つぶあん、ずんだあんをはじめとして、もちろんすべてのあんが自家製。
市販されている最高級の国産小豆、国産枝豆とすべて国産の材料かを使って、店で炊いて作っているとのこと。

昨今の和菓子業界で、すべてのあんを自分で作るお店は数少ないらしいので、本当にていねいに作られています。

残念ながら作れる量に限りがあるため、木更津ではこの4種すべてを販売することはできず、この4種の中で販売されるのはスイートポテトのみということでしたが、このスイートポテトがうまい！

お芋の香りと甘さ、そしてだんごのモチモチ感が絶妙にマッチして、個人的にかなり気に入りました。

自称「日本一高い」おだんごですが

今回販売されるおだんごの種類と価格は下記のようになるそうです。

• みたらしだんご：5本の箱入りで1,330円
• スイートポテト、くるみあん：2本分（10個）で800円
• 宮醤油（海苔、鰹節）：2本で600円

みたらしだんご1本266円って高くない？と思ってしまいますが、

• 　うるち米を蒸してついて作る製法は手間がかかり1回に作れる量に限界があり大量に作れない
• 　おいしくて安心なものを提供するため、米、醤油、小豆、砂糖といった材料は、国産の中でも厳選した最高のものを使用している

といった理由からどうしてもこれくらいの値段になってしまうそう。

しかし、これまで出店したデパートなどの催事では、オープン直後から行列ができるほどの人気で、リピーターもたくさんできたとのことから、そのおいしさと人気ぶりはうかがい知れますね。

リピーターさんも、1日に複数回買いに来たという人もいたそうですよ。

アウトレットでは4日間限定

今回の三井アウトレットパーク木更津での販売は11月23日から26日の4日間、アウトレットパークのバスターミナル近くの入口、イースト1ゲート付近での販売となるそうです。

アウトレットのマップでは右下のこちらになります。

この”KISARAZU”のモニュメントがある入口になります。

ここに車を置いて販売するそうです。

タリーズコーヒーもあるゲートなので、コーヒーとおだんごという和洋折衷の組み合わせでいただいてもよさそうですね。

もし、この飛び石連休中にアウトレットにお出かけのかた、やちばあちゃん秘伝のだんごを食べられるチャンスなので、みかけたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ではでは～

※今回は記事作成にあたり、白金茶寮様からおだんごを無償にてご提供いただきました。
　本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。