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【東広島市】創業96年の醤油蔵直営のうどん店!

中本祥二地域発信ライター(東広島市・三原市)

JR西条駅から、広島大学東広島キャンパスへと向かう4車線道路「ブールバール」の、国道2号線バイパスとの交差点を超えた更に先の左手にあります、うどん店の「やまき醤油蔵」さんにお伺いしました。

96年前の1927(昭和2)年創業の、呉市安浦町(西条町から峠を越えた先の、瀬戸内海沿いの街)の醤油蔵が直営のうどん店です。瀬戸内海の幸がふんだんに盛り込まれた醤油をベースにしたつゆを楽しめます。

お店の外観です。大きな建物で、分かりやすいです(駐車場も台数が多いです)。鏡山公園の少し手前にあります。駐車場や店内お座敷席からは公園の秀麗な湖を眺めることができます。

広々とした店内は和風情緒が漂います。テーブル席、お座敷席、カウンター席があります。ジャズのBGMが優雅です。

「ひるげセット」(税込1000円)を注文しました。かけうどん・釜玉うどん・ざるうどん・醤油うどんの4種から1つうどんを選び、そして鶏からあげ・穴子天丼・にぎり寿司・とんかつ・カキフライ・親子丼・まぐろたたき丼・カツ丼・天丼の中から1つ選びます。鶏からあげ、とんかつ、カキフライを選ぶとサラダ・ご飯も出てきます。私は、(徳島県在住時に讃岐うどんの名店に通い尽くしていた思い出がありますので)醤油うどんを選びしました。そして、やまきさん特製の甘口醤油を使用のまぐろたたき丼を選びました。

単品のうどんメニューも豊富です。豆乳鍋うどんという気になるメニューもありました!

そしてやって来ました、ひるげセット!うどんにお猪口の醤油をまわしかけ、レモンの切り身を絞って果汁をかけました。透き通るような瑞々しさ、モチモチ食感でコシのある麺!(自家製です) …うなるような美味しさです。おろし大根の甘味と天かすのサクサク食感も見事に調和しています。

まぐろたたき丼はまぐろの滋味が豊かで、とろける卵黄身のまろやかさと好相性でした。甘口醤油をまわしかけていただきました。ごぼうと人参のきんぴらは短冊状にできていてコリコリ食感でした。

そして、やまき蔵の和御膳です(1380円)!

かけうどんはほっとするまろやか出汁でした。天ぷらは味わい豊かな椎茸やぷりぷり食感の海老、甘味たっぷりのかぼちゃなど、具材豊富です。カブの和え物はお酢の味がよく効いていまして、ひじきの和え物も出汁がしっかりしみ込んでいました。(全部食べ切れなかったですので、パックに包んで持ち帰りました。取材日夕方にいただきましたが、イカや鮭などのにぎり寿司は新鮮そのままでした。)

お店の入口付近では、醤油の直売を行っていました。

社長さんとスタッフさんにはお忙しいところ、丁寧に対応していただいてありがとうございました。ひるげセットとやまき蔵の和御膳をご提供いただいて、本当に深謝の思いです。とても親切な社長さんと接客の丁寧なスタッフさんでした。これからも醤油づくりの伝統を守り続け、そして時代の先端を行く和風料理を提案して発展される企業であってほしいと祈念いたしております。

※2月10日より、ディナータイム営業を再開します!

やまき醤油蔵 東広島本店

広島県東広島市西条町御薗宇八幡山327-4
営業時間:11:00~15:00(ラストオーダー14:30)、17:00~21:00(20:30ラストオーダー)※ディナータイム営業は2月10日より
定休日:1月1・2日を除き無休(ディナータイムは不定休)
電話番号:0120-840-422、082-493-8808
お店のホームページ
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地域発信ライター(東広島市・三原市)

【東広島・三原のお役立ち情報を発信します】1982年、広島県廿日市市生まれ。2006年以来、東広島市に居住しております。フリーライター、自治会会員等幅広く活動しております。日本経済新聞コラム「私見卓見」や無印良品Webマガジンに寄稿致しました。東広島・三原の良いお話を自らの「足」で知り、文章と写真で記録して発信してまいります。宜しくお願い申し上げます。 ※日経新聞以外に以下新聞の投稿欄に掲載いただけました。中国新聞、北海道新聞、徳島新聞、熊本日日新聞、人吉新聞 ※安芸太田町のNPO法人賛助会員・島根県邑南町の地域おこし団体会員・世羅町と長野県の広島東洋カープファンサークル会員。

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