今年２月に市内小谷地区にオープンした「お好み焼き　かよちゃん」にお伺いしました！

お店は県道５９号線沿い（ＪＲ山陽本線沿い）、ショージ白市駅前店近くにあります。西条地区から５９号線を走らせて、ぐるっとカーブしたそのすぐ左側にあります。以下写真の道路看板の傍です。

オープン間もない初々しさを感じさせる、お店の外観です。真っ赤な幟が色鮮やかです。

店内はお座敷席と、こじんまりしたカウンター席です。

「肉玉そば」（税込７５０円）の辛麺（５０円プラス）を注文しました。「肉玉そば」は広島お好み焼きで恐らく注文数が最も多いであろう、非常にオーソドックスなメニュー名です。

そして広島お好み焼きの調理開始の定番風景です。たっぷり山盛りの千切りキャベツの上に豚肉薄切りが乗ります。

辛麺も用意されます。色鮮やかで、ナポリタンスパゲティみたいです。

他のお店では、キャベツを蒸す工程で何もせずに放っておく（店員さんがカウンターを離れて他のことをし始める）調理法もありますが、ここ「かよちゃん」さんでは何度も何度も、丹念に２枚のヘラで生地とキャベツを押していきます。そのため、さっきまで山盛りで分厚かったのが信じられないぐらいの薄さになります。

そして色鮮やかな辛麺の上に生地が乗り、その辛麺と生地がクレープ状の卵焼きの上に乗り、それらをヘラで真っ逆さまにひっくり返し（お好み焼き調理の最大の見せどころ！）、ソースを塗って青のりをふりかけて完成です。

辛麺はほんのりピリリとした味わいです。ソースはミツワソースです。オタフクソース使用の店が多いので珍しいですが、食べてみると甘くてまろやかです！「激辛ソース」も用意されていて、途中でかけてみて味変を試しました。濃厚でピリリとした味わいが口に広がりました！

麺と生地の間はキャベツ、もやし、豚肉です。野菜は瑞々しくて甘い味わいで、豚肉の滋味とマッチしていました！お店によって色々なメニュー、製造法がある中で、ここ「かよちゃん」さんは新規オープンながら広島お好み焼きのオーソドックスなメニューに回帰していて、それが魅力なのかなと思いました。

トッピングは豊富にありますので、お好みに合わせてどうぞ。「かよちゃんスペシャル」も気になります。

午前１１時から１９時（ラストオーダー３０分前）までの、昼休みを挟まない通し営業ですので、１４時を過ぎてしまってお昼ご飯にあり付けなかった人にもおススメです。

（了）

文・写真　中本祥二（個人ブログ）