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すまし汁はだしパックを使えば簡単。ブリ入りお雑煮の作り方

成松由佳快腸ナビゲーター/管理栄養士

こんにちは。

快腸ナビゲーター/管理栄養士の成松由佳です。

あと3日で今年も終わり。
新しい年を迎える準備は進んでいますか?

お正月といえば、欠かせないのがお雑煮。
今回は、すまし汁仕立てのお雑煮のレシピを紹介します。

だしを取るのが面倒な印象があるすまし汁ですが、だしパックを使えば簡単においしいだしが取れます。
メインの食材にはブリを使い、華やかで食べごたえのあるメニューに仕上げました。私は関東出身なのであまりなじみがありませんでしたが、長野や岡山、福岡ではブリのお雑煮がよく食べられているそうです。その他の地域の方でも、今年は一風変わったお雑煮を食べながら、新鮮な気持ちで新年を迎えてみるのはいかがでしょうか?

ブリのお雑煮 すまし仕立て

材料(2人分)

  • ぶりの切り身…2切れ
  • 大根…4cm(160g)
  • 小松菜…2株(100g)
  • しいたけ…4個(60g)
  • だしパック…1個
  • 水…450mL
  • しょうゆ…大さじ1
  • みりん…小さじ1
  • 角餅…2個

作り方

  1. 大根はいちょう切りに、しいたけは薄切りにする。小松菜は4~5cm幅に切る。
  2. 鍋に水とだしパックを入れて火にかける。沸騰したら弱火で5分煮出し、だしパックを取り出す。
  3. 2に大根、しいたけを加え、中火で15分ほど煮る。大根が透き通ってきたらぶりを加え火を通す。
  4. 小松菜、しょうゆ、みりんを加え、ひと煮立ちさせる。
  5. 餅を焼き、お椀に入れて4を盛り付ける。

栄養一口メモ

ブリには良質のたんぱく質に加え、ビタミンB群も多く含まれています。ビタミンB群は栄養素から体内でエネルギーを作り出すのに欠かせないことから、疲労回復のためにも取り入れたい栄養素とされています。
また、ブリなどの青魚に含まれる脂質の一種DHAは、体内の炎症を抑える働きがあることが知られています。脳の機能やメンタル、腸内環境にも良い働きが期待される成分です。

お雑煮には肉や魚、野菜類がたっぷり含まれ、体をつくるたんぱく質や体を整えるビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富。体力アップや腸活にも役立つ上、鍋ひとつで作れて時短にもなる優れもの!
元日を過ぎてもお餅が残っている限り、お雑煮を食卓に取り入れてみるのもおすすめですよ。

快腸ナビゲーター/管理栄養士

大学院修士課程修了後、製薬メーカーでの勤務を経て、特定保健指導に従事。自身も食事改善によって長年悩んでいた便秘や肌荒れを克服。「自分で自分を変えられる」実感から、心も前向きに変化するのを感じる。現在は健診専門クリニックでの保健指導を行いながら、フリーランスとしても活動。食事に悩む時間や精神的なストレスを減らし、自信を持ってやりたいことにチャレンジする土台を食で作れるようサポートしている。

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