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クリーミーでおいしい!関西風・白味噌のお雑煮

成松由佳快腸ナビゲーター/管理栄養士

こんにちは。

快腸ナビゲーター/管理栄養士の成松由佳です。

あと2日で今年も終わり。
新しい年を迎える準備は進んでいますか?

お正月といえば、欠かせないのがお雑煮。
今回は、白味噌仕立てのお雑煮のレシピを紹介します。

お雑煮と一言でいっても、具材も味つけも地方によってかなり異なります。
特に関西地方では、白味噌のお雑煮がよく食べられています。
私は関東出身なので最近まで食べたことがありませんでしたが、試してみたらまろやかでとてもクリーミー。和風のシチューのような感覚で、おいしくいただけました。関西以外の方にもぜひ食べていただきたい!もちろん関西の方も参考にしていただけたら嬉しいです。

鶏肉と根菜のお雑煮 白みそ仕立て

材料(2人分)

  • 鶏もも肉…200g
  • ごぼう…1/2本(100g)
  • 人参…1/2本(100g)
  • 里芋(冷凍)…6個(60g)
  • だしパック…1個
  • 水…450mL
  • 白みそ…大さじ3
  • 丸餅…3個

作り方

  1. 鶏もも肉は一口大に切る。ごぼうは斜め切りに、人参は輪切りにする。
  2. 鍋に水とだしパックを入れて火にかける。沸騰したら弱火で5分煮出し、だしパックを取り出す。
  3. 2にごぼう、人参、里芋、鶏もも肉を加え、10分ほど煮る。
  4. 別の鍋に餅と水(分量外)を入れ、餅が柔らかくなるまで煮る。
  5. 3に白みそを溶き入れ、お椀に盛り付け4の餅を乗せる。

栄養一口メモ

ごぼうや人参、里芋には、腸内環境を整えるのに欠かせない食物繊維が多く含まれています。また、硬めの具材を大きく切って入れ、よく噛むことも腸を動かすために大切です。

お雑煮には肉や魚、野菜類がたっぷり含まれ、体をつくるたんぱく質や体を整えるビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富。体力アップや腸活にも役立ちます。
そして鍋ひとつで作れる上、食器もお椀だけでOK。作るのも片付けるのも時短できる優れもの料理です!

元日だけでなく、お餅が残っている限り、お雑煮を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

快腸ナビゲーター/管理栄養士

大学院修士課程修了後、製薬メーカーでの勤務を経て、特定保健指導に従事。自身も食事改善によって長年悩んでいた便秘や肌荒れを克服。「自分で自分を変えられる」実感から、心も前向きに変化するのを感じる。現在は健診専門クリニックでの保健指導を行いながら、フリーランスとしても活動。食事に悩む時間や精神的なストレスを減らし、自信を持ってやりたいことにチャレンジする土台を食で作れるようサポートしている。

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