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夏と冬で潮の動く時間が違う!?潮汐に関する知識4選

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釣りと潮汐の関係といえば、釣果アップにつながるため釣り人としてはチェックしておきたいトピックですよね。

そこっで今回は、知ってて役に立つ潮汐に関する知識を4つ紹介したいと思います!

日本海と太平洋で潮の満ち引きに差がある?

まず初めに紹介するのが、”日本海と太平洋で潮の満ち引きに差があること”について。

太平洋側では大潮の干潮と満潮の差は1m以上あることが珍しくありません。

それに対し日本海側は干満の差が太平洋側に比べて小さく、大潮の日でも40cm程度しか差がありません。

普段、日本海側で釣りをしている人が太平洋側で釣りをする際には、大潮のような干満の差が大きい日には場所によっては水位が低すぎて釣りにならないことがあるため、事前に潮汐表をチェックするようにしましょう。

季節によって潮の動く時間帯が違う?

続いて紹介するのが”潮と季節の関係”について。

実は季節によって、潮が大きく動く時間帯が異なることをご存知でしょうか?

夏は昼間に潮が動きやすいため、シーバスなどの魚を狙う場合にはデイゲームの方が釣果が良くなりやすいと言われています。

一方、冬は夜中に潮がよく動くため魚の活性が上がりやすいのも夜。

寒さが厳しい季節ではありますが、夜に釣りに出かけると釣果アップにつながりやすいです。

潮が翌日、どれくらいズレるかについて

潮汐表を眺めていると、いつも同じ時刻に満潮の時刻がやってくるのではなく、日によって微妙にずれこんでいますよね?

ですが実はこのズレ方は規則性があり、翌日の干潮満潮の時刻は概ね50分遅れと言われています。

例えばある日の満潮が10時だとすれば、翌日の満潮は10時半~11時頃となります。

その理由については少し難しい話になるのですが念のため記載すると、月の公転と地球の自転が関係しています。

月は約30日で地球の周りを1周するので、1日あたり360÷30=12度動きます。

一方、地球の自転は1日で360度回転するので、1度回転するのに24時間÷360度=24×60÷360=4分かかります。

月は1日で12度進んでいるため、地球が翌日の12度分の差を埋めるために12×4分=48分かかるという訳です。

計算の過程は覚えなくても問題ないので、翌日の潮は50分遅れると結果だけ覚えてしまっても大丈夫です。

大潮は必ずしも4日続くとは限らない

最後に紹介するのが、大潮の日数が月によって違うことがあるということです。

潮回りは基本的に「長潮→若潮→中潮2日→大潮4日→中潮4日→小潮3日」の15日のサイクルを繰り返しています。

ですが月の満ち欠けは29.5日、潮回りが2週するのが30日と0.5日のズレが生じるため、潮回りが4週するタイミングで1回は大潮の数を3日にすることで調整をしています。

なので潮回りの4回に1回は、大潮が3日続きの日があると覚えておいても良いと思います。

今回は潮汐に関する知識を4つ紹介しました!

これらを覚えておくことで、季節ごとに潮が良く動く時間を狙って釣りができたり、潮汐表を見る回数が減ったりと便利なことが多いので、興味がある方はぜひ紹介した内容を参考にしてみてください。

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