話題のMEMSドライバー搭載ワイヤレスイヤホン Noble Audio Falcon Maxレビュー
今回はNoble Audioから2023年12月29日にリリースされたFalcon Maxを紹介します。
話題のMEMSドライバーを搭載し、低域用には10mmダイナミックドライバーを搭載したハイブリッド式の完全ワイヤレスイヤホンです。
機能面では周囲の環境に応じてノイズキャンセリングの強度を自動調整するAdaptive ANC機能を搭載し、2台同時接続可能なマルチポイントにも対応しています。
ハイレゾ相当の再生が可能なコーデック、LDACとaptX Adaptiveに両対応する世界初の完全ワイヤレスイヤホンでもあるそうです。
Falcon Maxのスペック
- 発売日：2023年12月29日
- 価格：44,000円
- ドライバー：MEMSドライバー×10mmダイナミックドライバー
- コーデック：SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless/LDAC/LC3
- 連続再生時間：4.5時間/22.5時間(ケース込)
- 防水性能：IP54
- 機能：ノイズキャンセリング・外音取り込み・マルチポイント・急速充電・ワイヤレス充電
Falcon Maxの使用感想
外観
耳穴に挿すタイプの装着方法なので安定感がある反面やや圧迫感も。
好みの分かれる装着感だと思います。
音質
噂通りMEMSドライバーはとても高音を綺麗に鳴らしてくれます。
他のイヤホンと聴き比べても、柔らかくも力強さがあり、何より艷やかな音を鳴らすなという印象が強かったです。
低音も十分な量感と迫力があり、音質に関する総合的な満足度は非常に高いと思います。
ノイキャン
高音質なイヤホンはノイキャンが控えめな性能のものが多いですが、Falcon Maxのそれはかなり強力な部類に入ります。
(詳しくは拙ブログのANCイヤホンのノイキャン強度比較表を参考)
低音ノイズを大幅にカットし、ノイキャンが効きにくいとされる中音以降のノイズもしっかり低減してくれます。
マイク性能
あまり通話で使う気になれないくらい音声は良くなかったです。
その他
・ピリピリとノイズが入る時があり、無音時に気になることも
・コーデックが選べなくなる時がある(要リセット)
・Xperia 5 マークフォーで音量を調整できない現象を確認
→マルチポイント接続してサブ機で音量をいじるとXperiaでも音量調整できるようになった
総評
4万までで買える完全ワイヤレスイヤホンとしては最高クラスの音質。
ノイズキャンセリング機能も強力なので出先でも高音質で音楽に没頭することができます。
音質にこだわる人にとっては魅力的なイヤホンだと思います。
一方で使い勝手の面ではやや粗が目立つ結果に。
専用アプリが今後公開予定なので、アプリが使えるようになればファームウェアアップデートである程度改善が見込めそうです。
関連リンク
