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お土産にぴったり!スティックタイプがかわいい「百合ヶ丘最中」【川崎市麻生区】

ねこさとPライター&エディター/ロコっち新百合ヶ丘編集長(川崎市)

定番のモナカやお饅頭を始め、イベントや祭事・記念日にオススメの和菓子が揃う「あわ家惣兵衛」。

麻生区では新百合丘オーパの地下1階に店舗が入っていまして、お土産や遠方への贈り物にぴったりの商品を見つけましたので、ご紹介したいと思います。

麻生区の地名がつけられた「百合ヶ丘最中」

「百合ヶ丘最中」という名前のこちらの商品は、小さなお子さんでも上手に食べられそうなスティックタイプになっています。

味は、あずき、あんず、くり、チョコ、ゆずの5種類あり、今回は、あずき、くり、チョコの3種類をチョイスしました。

包装紙を開けると、衝撃でボロボロに割れるのを防ぐためでしょうか。薄いビニールで丁寧にくるまれたモナカが登場します。こういった気遣いが嬉しい♪

包装紙を開けると、薄いビニールでモナカがくるまれていました。
包装紙を開けると、薄いビニールでモナカがくるまれていました。

こちらは、あずき味。さすが和菓子店なだけあって、もったりとした濃厚のあずきが楽しめました。
こちらは、あずき味。さすが和菓子店なだけあって、もったりとした濃厚のあずきが楽しめました。

くり味は、ほんのりくりの味のする優しいテイスト。お年寄りにもオススメしたい風味です。
くり味は、ほんのりくりの味のする優しいテイスト。お年寄りにもオススメしたい風味です。

個人的に好きだったのは、こちらのチョコ。予想以上にチョコ感が強く、モナカとの相性抜群でした。
個人的に好きだったのは、こちらのチョコ。予想以上にチョコ感が強く、モナカとの相性抜群でした。

モナカ自体はサクサクというよりは少ししっとりしていて、それも割れの防止になっているのでしょうか。本来のモナカよりも食べやすい印象でした。

そして何といっても“百合ヶ丘”という地名が入っているのが素敵ですよね。地元LOVEの方は特に、ぜひ一度お試しください!

ちなみに・・・

なぜ“最中”と書くのか気になったので調べてみました(普通に“さいちゅう”って読んじゃうよね、と思いまして笑)。

“モナカ”という言葉が出てくる最も古い文献として現在確認されているものが、平安時代の「拾遺和歌集(しゅういわかしゅう)」です。

この中で、源順(みなもとのしたごう)という歌人がこんな句を詠んでいます。

水の面に 照る月なみを かぞふれば 今宵ぞ秋の 最中なりける

みのおもに てるつきなみを かずふれば こよいぞあきの もなかなりける

宮中で開催された月見の宴で、丸くて白い餅菓子(※煎餅のようなもの)が出され、それを見た公家たちが、「もなかの月」と名付けたと伝えられています。

「最中の月」とは、まさに真ん中の月、つまり「十五夜の月」のことを言っています。

引用:最中を“モナカ”と呼ぶのはどうして?その起源とは。/日本あんこ協会

なるほどです! そういった意味で言うと、丸くない“百合ヶ丘最中”は、本来はモナカではないのかも!? なんてことが頭をよぎりましたが、そこは気にせず(笑)。

ちなみに・・・その2

こちらのモナカは“百合ヶ丘”という地名が商品名になっていますが、実は正式な地名は“百合丘”なんですよね。

実際、小学校は“百合丘小学校”ですし、こちらの店舗が入っているショッピングセンター・OPAも“新百合丘店”です。

ですが、駅名は“百合ヶ丘駅”で、OPAと並んでいるエルミロードとイオンスタイルは“新百合ヶ丘店”ということで、表記をする際に非常にややこしいのが、この“百合丘”問題。

話が若干外れてしまいましたが、麻生区民として“百合丘”問題が気になりますので、この件に関しては、また時間がある時に調べてみようと思います!

SHOP INFORMATION

あわ家惣兵衛 新百合オーパ店

住所:神奈川県川崎市麻生区上麻生1丁目1-1 新百合丘オーパ 地下1階

TEL: 044-953-3636

営業時間: 10:00~21:00

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ライター&エディター/ロコっち新百合ヶ丘編集長(川崎市)

編集プロダクションを経て、フリーのライター&エディターとして活動。エンタメ系雑誌での執筆のほか、地域ポータルサイト「ロコっち新百合ヶ丘」の編集長を務める。最近では地元のクリエイターと共に結成した「TEAM MANTIS」(MANTIS=新百合ヶ丘を象徴するカマキリ像から命名)として映像制作をスタート。プライベートでは二児の母。ねこ好き、テクノ好き。DJ検定4級。

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