新感覚のフラワーパーク「HANA・BIYORI」内にオープンした天然温泉の温浴施設「花景の湯」が、身近な場所にありながら極上の癒し空間が体験できると話題を呼んでいます。

都心を一望できる絶景露天風呂や、男女一緒に利用できる岩盤浴（有料）、１万冊を超える漫画や雑誌が並ぶ無料休憩エリア、「銀座おのでら」の運営会社を持つONODERA GROUPの株式会社LEOCによるレストランなど、すべてが洗練されており、館内はまるで高級旅館のような雰囲気。

自宅からすぐの場所でこんなにプチ贅沢気分を味わえるとは、正直いって驚きでした。

さらにこちらの施設は「HANA・BIYORI」内の施設ということもあり、花や植物が好きな方にとっては最高のロケーション。

「HANA・BIYORI」でまもなく開花を迎える桜が、昼は鮮やかに、夜はイルミネーションに明るく照らされ、なんとも美しい光景が楽しめるに違いありません。

まるで高級旅館のような館内

「HANA・BIYORI」と同じ入場口から入り、真っ直ぐ進むと「花景の湯」の入り口が見えてきます。

私は平日のオープン時間を目指して出かけたのですが、到着した頃にはすでにたくさんの人が列をなしていたので、土日や祝日は相当な数の人たちでごったがえすことが予想できます。

料金は大人が平日2,300円、土日祝2,800円と少々高めですが、「HANA・BIYORI」も楽しめる上に、館内着とタオルレンタル料も含まれているのが嬉しいところ。

公式オンライン（よみランCLUB）で購入するとそれぞれ300円引きになりますので、事前にオンラインで入場券を購入するのがオススメです。

そして館内は、オープンしたばかりという新しさを差し引いてもとても素敵で、入り口同様、温泉地にある高級旅館を訪れたかのような雰囲気に包まれます。

受付は基本的に機械によるセルフ受付となっていましたが、近くにスタッフの方もいらっしゃったので、操作が分からない方はアドバイスをいただきながら入館手続きをすると良いと思います（この日は機械のみの受付でしたが、場合によってはスタッフの方の手による受付もありそうでした）。

都会を一望できる露天風呂

２階に上がり大浴場を目指すと、スタッフの方から館内着の案内がありました。

HANA・BIYORIのロゴや、季節の花をモチーフにした館内着が８種類ありますので、その時の気分にあったデザインを選んでみてください。

そして肝心のお風呂はと言うと、都心が一望できる天然温泉の露天風呂や、その名の通りお湯がまるでシルクのように柔らかいシルク風呂、血行や代謝の促進に効果的な高濃度炭酸泉など、バラエティー豊か。

さらにサウナにはオートロウリュが完備されており、男性サウナは約90度、女性サウナは約80度といった温度設定で、ととのうための外気浴のスペースも広々としていました。

ちなみに私はオートロウリュの熱さに耐えきれませんでしたが、同行したサウナ好きの家族は「ここの温泉はサウナに力を入れてる！」と目を輝かせていましたので、サウナーを意識した設備になっていることは間違いありません。

休憩ラウンジには女性専用スペースも

お風呂だけでなく休憩ラウンジも充実しており、レディース、リクライニング、リラックスと３つのスペースがありました。

また、１万冊を超える漫画や雑誌が並んでおり、リクライニングシートや、ヨギボー的なソファに寝転んでくつろぐことも可能です。

中でもレディースのスペースは女性心をくすぐるレイアウトになっているのに加えて電源も完備されていたので、リモートワークにも良さそうでした。

お風呂のあとは美味しい食事を堪能

レストラン「美食ノ極」では、銀座おのでら監修のまぐろ御膳（3,700円）といった贅沢なメニューから、比較的リーズナブルな丼ものや定食、和麺、カレーなどが味わえます。

そしてこちらのレストランで心地良かったのは、外の景色が楽しめるように外向きにテーブルが配置されていること。

おしゃれなカクテルもメニューに並んでいますので、桜のライトアップを見ながらアルコールをいただくのもロマンティックでいいですね。

HANA・BIYORIの桜がまもなく開花

お風呂も食事も堪能したあとは、HANA・BIYORIに立ち寄るのも忘れずに。

園内に咲く250本の桜をライトアップした「夜桜びより」や、和のイルミネーション「HANAあかり」も料金内で4月7日まで楽しめるので、桜が開花した際には、ぜひこの季節だけの特別な景色を楽しんでくださいね。