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【子どもの睡眠のプロ解説】知るだけでラクになる!夜泣きの三大要因と解決法

ねんねママ

乳幼児睡眠コンサルタント

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出産後に当たる課題の1つ、赤ちゃんの寝かしつけ。特につらいのが夜中ですよね。

本来なら私たち大人は寝ているはずの時間に起きて赤ちゃんのお世話をしなければいけないのは、体力的にも精神的にもつらくなってしまうことが多いでしょう。

さらに追い討ちをかける要因が、何が悪いのかわからないこと。先輩ママ・パパの話を聞いても「うちはこれでうまくいった」「私はこれを使ってよかった」など、参考にはなるけれど自分に当てはまるのか、根本解決になるのかがわからない…

この記事では、夜泣き・寝かしつけ専門のアドバイザーとして、月間200問以上の睡眠に関する質問に答えるプロの視点で、多くのご家庭でこれが原因になっている!という夜泣きの原因を3つ取り上げて解説します。

夜泣きは「我慢するもの」ではない

夜泣きに悩む方の中には「夜泣きは仕方のないこと、時が解決するまで我慢するもの」と認識している方がいらっしゃいます。過去の私もその1人でした。

「夜泣きする時期だからね」「手のかかる子なのね」周囲からそんな言葉をかけられながら、「うちの子は大変な子なんだ…」と思って子育てをしていました。

しかし、夜泣きは我慢するものでも、時が解決してくれるものでもありません。

もちろん、月齢が上がって成長するとともに自然になくなることもあります。ですが、それは「ある人はそうだった」という経験にしか過ぎず、今悩んでいるあなたに当てはまることではないかもしれません。

世界ではたくさんの小児科医や研究者、専門家などが乳幼児の睡眠について研究をしています。それらの研究から夜泣きのメカニズムや解決法はたくさん提唱されているのです。

でも、まだ多くの悩めるママ・パパはこれを知りません。悩めば悩むほど、本を読んだり、調べたり、ましてや研究論文を読んだりする時間(体力も!)ありませんからね!

そういった信頼できる情報にもとづき、私自身がたくさんのご家庭のコンサルティングをしてきた経験からぜひ見直していただきたいのが、「時間」「環境」「癖」の3点です。

よくある夜泣きの原因① 起きている【時間】が長すぎる

赤ちゃんは大人のように日中ずっと起きていることができません。少なくとも3歳くらいまではお昼寝が必要な子がほとんどです。

低月齢の赤ちゃんの場合、目を動かしたり、手を動かしたり、お散歩で外の景色を見てみたり…たったそれだけのことで疲れてしまうこともあるのです。

もしお昼寝せずにずっと起きていたらどうなるのでしょうか?

とっても疲れるからよく眠れると思いますか?

実は、反対に眠れなくなってしまうのです。

疲れ過ぎてしまうと脳が興奮して、「眠いー!疲れたー!!!なのに眠れない!!!」と叫ぶかのようにパニックになってしまいます。そうなると寝かしつけにも時間がかかる上に睡眠の質も悪くなってしまい、夜中に度々起きて泣く=夜泣きにつながります。

そのため、疲れすぎる前に寝かせることが重要です。

タイミングはお子さんの体力によってそれぞれですが、目をこすったり、注意が散漫になったりするのは眠いサイン。ぐずって泣き出してしまったら、眠さのピークを過ぎたところと考えて良いでしょう。

眠くなるタイミングの目安としては、新生児〜生後3ヶ月までは40分〜1時間半程度、4〜6ヶ月で2〜3時間程度、6〜8ヶ月で2〜3時間半程度、8〜12ヶ月で3〜4時間程度となります(※その日の活動量、直近の睡眠時間、時間帯などによっても異なります)。

よくある夜泣きの原因② 【環境】が整っていない

赤ちゃんは元々、あまり寝るのが上手ではありません。ちょっとした原因で眠りが途切れたり、眠りづらくなったりしてしまいます。

そんな赤ちゃんたちなので、眠りを妨げる要因があると泣いて起きてしまうことにつながります。

代表的な要因が光、音、温度です。

寝るときに豆電球をつけていたり、枕元に授乳ライトをつけていたりしませんか?

つけているという方は、それが赤ちゃんの夜泣きの要因になっているかもしれません。

赤ちゃんは光に敏感です。ちょっとした光でも、特に光源が見えると覚醒する要因になってしまいます。

お部屋は真っ暗を意識し、遮光カーテンで光を遮断することをおすすめします。お世話や確認のために明かりが欲しい場合は、足元に置くタイプのナイトライトを暗めにつけておきましょう。

カーテンレールやドアの隙間からの明かり漏れの塞ぎ方については、ブログでご紹介しています!

赤ちゃんが寝ている間、忍者のように生活していませんか?

確かに赤ちゃんは音にも敏感なので、急な物音は起床や覚醒の原因になります。お家の中だけでなく、上の階や隣の部屋の人が早起きだったり、もしくは線路沿いのお家だったりすると騒音で起きてしまいやすくなります。

そういった場合はホワイトノイズを導入することをおすすめします。ホワイトノイズとは「ノイズ」という名の通り雑音なのですが、サーーーーといった一定の周波数の音(ラジオの砂嵐のイメージ)で他の音を遮断する効果があります。

赤ちゃんが寝ている部屋でホワイトノイズをつけておくことで、忍者のようにそろりそろりと暮らさなくてもよくなるかもしれません!

使い方のポイントや専用のマシンについて、詳しくはブログでご紹介しています。

温度

室温と服装は快適に眠れるかどうかを左右する重要な要素です。

エアコンは体に悪いイメージを持っている方も多くいらっしゃいますが、寒い冬や暑い夏は特にエアコンを使って室温を調整していただくことをおすすめします(エアコンの風が直撃しないように風向きはご注意ください)。

赤ちゃんは体温調節機能が未発達なので、そのまま体温が上がりすぎて命の危険も考えられます。

大人がちょっと涼しすぎると感じるくらいでちょうど良いので、着せすぎや暑すぎには注意してみましょう。

具体的な室温ごとの服装については動画で解説をしています!

よくある夜泣きの原因③ 入眠の【癖】

入眠(寝かしつけ)の癖とは、例えば「添い寝じゃないと寝られない」だったり、「添い乳しないと寝てくれない」「抱っこじゃないと寝られない」といったような「○○しないと寝てくれない」というのが入眠の癖です。

大人は誰かが添い寝してくれなくても、トントンしてくれなくても、一人で布団に横になって寝られますよね?

でも赤ちゃんはそうではありません。「○○がないと寝られない」という癖がついている子がとても多いものです。

この理由として「親の教え」が考えられます。

生まれた時から親が○○をして寝かしつけをしてあげ続けたことによって、その子の中でその○○と睡眠が結びついてしまっているのです。

例えば、抱っこでしか寝られない子がなぜ抱っこでしか寝られないかというと、ずっと抱っこで寝かしつけてきたから、ということなのです。

あなたのお子さんはどんなことが癖になっていますか?

まずはその癖の部分と寝ることを切り離すことから始めてみましょう!

道筋がわかれば解決につながる

夜泣きは1人で戦っている気持ちになりがち。何が悪いのかわからない、我慢するしかない、と思うと先の見えない暗いトンネルにいるように感じますよね。

でも大丈夫。1つ1つ眠れない要因を取り去っていけば、ねんね下手な赤ちゃんもぐっすり眠ってくれるように変われます!まずは気づいたポイントから順番に取り組んでみましょう。

月齢別の起こりがちな睡眠トラブルと解決法もYouTubeで解説していますので、参考にしてみてくださいね!

乳幼児睡眠コンサルタント ねんねママ

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