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【大阪・十三】ママさん必見!お座敷や授乳スペースを備えた古民家カフェ

西倫世ライター(大阪市)

昨年11月にオープンして以来、ずっと行こうと思っていた古民家カフェ「のの屋」に行ってきました。場所は十三駅の東口から北東に徒歩5分ほど、神津神社の北側、クロネコヤマトの営業所の北隣にあります。

古民家カフェというワードはよく聞きますが、こちらは本当に界隈の風景に溶け込んだ古民家をそのまま活かしてカフェにしたようです。お友達の家を訪ねる感覚で来店できますね。

入口は民家の玄関そのもの。扉を開けると小上がりの向こうに民家のダイニングのような客席が広がっています。

客席はテーブルが4卓とハイスツールが4個並んだカウンター。落ち着いた木のインテリアにカラフルなクッションが映えています。

ランチメニューはハンバーグやロールキャベツ、ビーフシチュー、ドリア、パスタなど、洋食店のようなラインナップです。

グリーンサラダと蕪のスープ
グリーンサラダと蕪のスープ

パンとハンバーグ
パンとハンバーグ

私が選んだのは「洋食屋のハンバーグ」(950円・サラダ付き)。+300円でライスorパン、スープ、珈琲or紅茶が付くとのことだったのでパンと珈琲をオーダーしました。

サラダはおいしいシャキシャキ野菜でドレッシングも自家製っぽいマイルドな酸味。蕪のスープもやさしい甘さで、カフェに来たことを忘れるレストランの味!

サラダとスープをいただき、しばらくして出てきたハンバーグがこれまた本格的!にんじん、たまねぎ、ピーマン、大根などのグリル野菜ときのこたっぷりのデミグラスソース。ハンバーグも大きくてジューシーでとてもおいしかったです。

コーヒーと一緒に写っているのは「のの屋」さんで作っているナッツショコラ。ローストしたアーモンド、クルミをキャラメリゼしてチョコレートでコーティングしたもので、チョコ×ナッツ×キャラメルの組み合わせは私の大好物♪お店のInstagramで見て以来、自分へのマイチョコはこれにしようと決め、バレンタインデー当日に伺いました。

表面のココアパウダーがほろ苦く、チョコはミルキー、噛めばカリッとしたキャラメルナッツの香ばしさが広がり、もうなくなるまで止まりません。

食後のコーヒーを出していただいたときに「ナッツショコラはありますか?」と聞くと、「ぜんぶテイクアウトにされますか?半分、今召し上がりますか?」と聞いてくださり、半分お皿に出してくださいました。ありがたい心遣い。心の中で「ちょびっと今すぐ食べたいな」と思っていたので、心を見透かされた模様。

「のの屋」は十三駅前の飲み屋街から少しはずれた住宅街。親子で利用してほしいと2階はお座敷仕様になっています。授乳スペースや子ども用の椅子もあったので、小さなお子さんがいるママさんもくつろぎやすいのではないでしょうか。

フリースペースとしてレンタルもできるそうですよ。

夕食の一品やお酒のアテに良さそうなデリ、かわいいひとくちサイズのカヌレのテイクアウトもできるそうです。燻製機を手作りして、これから燻製メニューが増える予定だそうなので、こちらも楽しみ。まん延防止措置が解除後は金曜と土曜限定で夜営業18:30~22:00(LO21:00)がスタートするとのこと。

おいしいランチをいただけて、晩ご飯のおかずや食後のデザートも買って帰れるのは便利ですね。お友達の家に来たような居心地のいい古民家で本格的な洋食、けっこう新鮮です!カフェ難民になりがちな十三の方に知ってほしい一軒です。

★のの屋
住所/大阪市淀川区十三東3-22-32
営業時間/ランチ11:30〜16:00 (LO 15:00)、お惣菜販売16:00〜18:30
定休日/水曜
お店のInstagram/https://www.instagram.com/jusononojicafe/

ライター(大阪市)

大阪在住のフリーランスのライター。コーヒーと甘いものが好きなので、カフェを中心に、気になるお店の情報を発信します。

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