こんちには。十三在住のライターです。

私は猫ちゃんが好きで、近所にいる地域猫にはもれなく名前をつけて話しかけているのですが、ペットとして一緒に暮らした経験はなく、ほんのり猫アレルギーもあるため、たぶん今後も生活を共にするのは難しい状況。でも猫ちゃんを撫でたい欲は日々高まるばかりです。

そこで以前から存在を知っていたけど行けていなかった、長堀橋にあるユニークな保護猫カフェ「ねこ浴場＆ねこ旅籠」に行ってきました。「ねこ浴場」というネーミングがいいですね。猫ちゃんをたくさん浴びれそうな予感がします。

大衆銭湯をイメージした「ねこ浴場＆ねこ旅籠」

「ねこ浴場＆ねこ旅籠」の場所は大阪メトロ堺筋線・長堀鶴見緑地線の長堀橋駅7号出口から東へ徒歩2分、心斎橋駅からも徒歩10分程度。紅白の提灯が目印です。

のれんをくぐって扉を開けると受付があります。そこで靴を脱いで、スタッフさんに利用方法を聞きます。私が利用したのは、ねこ浴（カフェ）平日1時間コースですが、こちらは宿泊も可能です。詳細は後ほど書きます。

まず提示されたQRを読み込んで、保護猫団体・ネコリパブリックのLINEを友達に追加。注意事項に関するアンケートに答えると、ネコリパブリックのパスポート（スタンプカード）がもらえます。

この手続きをしている間、扉の奥から猫ちゃんのニャーニャーかわいい鳴き声が聞こえてくるので、気持ちが高ぶります。

ドリンクのオーダーは必須なので、受付に並ぶ各種ドリンクから好きなものをひとつ選び、ロッカーに上着とカバンを入れて身軽になります。ケロリンの洗面器にドリンクとロッカーの鍵、あとはスマホだけを持って、いざ入店！

「ねこ浴（カフェ）」には約20匹の猫ちゃんズ

10畳くらいの部屋にちゃぶ台が2つ。天井にはキャットウォークがあり、ラグをひいた猫ちゃんのくつろぎスポットや爪とぎ、おもちゃなどがあります。部屋にいる猫ちゃんは約20匹だそうです。

猫ちゃんを飼ったことがないと伝えると、スタッフさんが「猫の鼻に指を持っていって嫌がらなけば背中を撫でてあげてください。人見知りな猫もいるので、怖がってるときは無理に触らないように」とレクチャーを受けました。そういった基本的なところからわからないため、初心者にはありがたい。人なつっこい猫ちゃんも教えてもらえるので、撫で撫でしたり、おもちゃで遊んでもらったりしました。かわいい。

遊んでもらった猫ちゃんずらり

最初に遊んでくれた猫ちゃん。人なつっこくいっぱい撫で撫でさせてくれました。蝶ネクタイがかっこいい！

ものすごくペロペロしてくれた猫ちゃん。猫の舌ってザラザラしてるんですね。めっちゃこそばいけど、とてもかわいいです。

黒ねこちゃんもいました。

とってもよく寝ていたのは、この2人。撫で撫でしてると、ねぼけ眼でチラッと見てくれました。

ケージの中にいるのはとても人が苦手だったり、皮膚病を患っている猫ちゃんたち。

店内をよく見ると、あんなとこにもこんなとこにも！と猫ちゃんが見つかります。たとえば……。

頭上で見つけたときはびっくり！

キャットウォークはとにかく人見知り猫ちゃんの宝庫！たくさんお昼寝していました。

猫ちゃんたちとパジャマパーティー

この部屋の隣にベッドスペース「ねこ旅籠」があり、宿泊できます。猫カフェにベッドスペースを設けて泊まれるというのは、世界初のサービスだそうですよ。

ちょっとわかりにくいですが、このガラスの向こうがベッドです。

「ねこ旅籠」の宿泊者は「ねこ浴場」とは別の入口から入ります。ベッドが6個ある、カプセルホテルのような場所ですが、どのベッドからも「ねこ浴場」にいる猫ちゃんの様子が眺められます。夜、猫ちゃんがどんな風に過ごしているかを眺められるのも楽しそうですよね。

貸切での利用になり、最大6名まで。シャワーブースもあるそうなので、猫ちゃんを眺められるパジャマパーティーができますね。

猫ちゃんまみれになれて大満足！

ハッと気づけば、猫ちゃんズに囲まれている！そんな天国みたいな場所「ねこ浴場＆ねこ旅籠」。

保護猫カフェなので、里親探しが本来の目的ではありますが、私のように猫が好きだけど、お家に迎えいれるのはむずかしいという人が利用しても大丈夫だそうです。

利用料金が保護猫活動に使われると思えば、里親になれない罪悪感は軽減されるかな、と個人的に感じました。

なによりあったかくてふわふわでやわらかい猫ちゃんと触れ合えて幸せな時間でした。

料金やサービスの詳細は変更になる可能性はあるので、ぜひお店のホームページを見てくださいね。