Yahoo!ニュース

【東京都港区六本木】タモリさん芸能人御用達ラーメン屋『博多麺房 赤のれん 西麻布本店』

飲ミシュランペアリング探求家

『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP』(テレビ朝日)にて、有吉弘行さんが「ここはオレの好きな豚骨だ」とタモリさんに紹介されたというエピソードを披露された『博多麺房 赤のれん 西麻布本店』。

実際にSNSでは「赤のれんにタモリさんがいた」という投稿を見かけますが、私は著名人をお見かけしたことはありません。

ちなみに、『博多麺房 赤のれん 西麻布本店』はタモリさんだけではなく、『しゃべくり007』(日本テレビ)で葉加瀬太郎さんや『FLASH』誌で野々村真さんが“行きつけ”と公言するなど、お忍びを含めて多くの芸能人が訪れているようです。

六本木方向から歩くと、赤暖簾があらわれます
六本木方向から歩くと、赤暖簾があらわれます

『博多麺房 赤のれん 西麻布本店』は「1946年に福岡市箱崎で創業した本店で修業した先代が、1978年に暖簾分けを許され開店した」そうです。

場所は六本木駅から六本木通り沿いを西麻布交差点方向に歩くこと10分(歩くのが嫌な人は六本木駅から西麻布までの200円・都営バスや100円・ちいばすも)、名前の通りに目印は赤暖簾です。

列があることも多々ありますが、私がお伺いする平日の23時30分前後、土曜の18時台は数分で入れることが多いです。予約は出来ません。

一人はもちろん、二人でもお薦めはカウンター。炊き続けられている五右衛門釜や職人さんの素晴らしい動きに惚れ惚れします。特に夜の時間帯のラーメン職人さんの動き、他の二人のスタッフを回している姿は見事です。

ちなみに、昨年、六本木通りを挟んだ反対側の裏路地に『赤のれん東京』というお店が出来ましたが、「まったくの別物。ウチにいたスタッフではありますが、主要な仕事はしていませんからウチのように継ぎだしながら朝から仕込んで晩まで炊き続けるなんて出来ませんよ。すぐに、つぶれると思いますよ」とのことで、実際にすぐに閉店してしまいました。それだけ、『博多麺房 赤のれん 西麻布本店』の仕事は簡単ではないということなのかもしれません。

そんな『博多麺房 赤のれん 西麻布本店』のお薦めですが、まずは水餃子(飲みの人はキャベツ塩昆布も)、その後でザーサイです。

水餃子お薦めの食べ方は、このように自身でゴマまみれにして、何もつけずに
水餃子お薦めの食べ方は、このように自身でゴマまみれにして、何もつけずに

サーサイは写真映えしませんが、一般的なザーサイとは違った見た目で驚かれることでしょう。ぜひ六本木界隈を訪れた時に食べに行ってください。

らぁめんかトンコツ味噌らぁめんか、迷うところですが、私はトンコツ味噌らぁめんを頼むことが多いです。

トンコツ味噌らぁめんはもつ鍋のスープを彷彿とさせます。お腹空いているなら野菜盛がお薦め
トンコツ味噌らぁめんはもつ鍋のスープを彷彿とさせます。お腹空いているなら野菜盛がお薦め

おつまみのザーサイを半分残しておいて、らぁめんに入れると、これがめちゃくちゃ合います!なぜならば、そもそもでザーサイめんがこちらのスペシャリテとも言えるからです。

甘みある豚骨スープに醤油ダレ、固さがよいオリジナルの細麺が絶妙です。

チャーシューよりもザーサイめんや、この岩のりらぁめん、もしくはトッピングでモロヘイヤがお薦め
チャーシューよりもザーサイめんや、この岩のりらぁめん、もしくはトッピングでモロヘイヤがお薦め

ペアリングは、まずは冷えた小さ目のグラスが嬉しい瓶ビールで水餃子を食べて、その後は焼酎水割りで如何でしょうか。

あかのれん

住所:港区西麻布3-21-24 第五中岡ビル 1F

電話番号:03-3408-4775

営業時間:11:00~5:00

定休日:日曜日と年末年始(店員さんにお伺いしました)

ペアリング探求家

東京都港区のコスパの良いグルメ。たとえば、一人食べて飲んで15,000円以上であれば美味しい飲食店は多くありますが、15,000円以下でも納得できる飲食店を御紹介します。

飲ミシュランの最近の記事