満員電車での通勤地獄から解放され、自由になる時間も増えるリモートワーク。
だがしかし。増えるものは時間だけではないのだよ。

体重、そして贅肉。毎日メイクしなくていいせいか、あまり真剣に鏡も見なくなり（現実逃避）、気づけば自分の容姿が大変なことになっている人、手を挙げて！はい！はい！

これまで運動習慣をつけようとしても、あまり長続きしなかった私ですが、ちょっと前に友達の結婚式出席に向けての待ったなし緊急ダイエットを敢行したところ、かなりの効果が。

夕食の炭水化物半減などを並行したとはいえ、4か月でマイナス3kg、ウェストはマイナス10cm減。切羽詰まっていたとはいえ、なかなかの成果でした。

タダでできる一番簡単で残酷なレコーディングダイエット

自分に激甘で怠惰な私は、ラ〇〇ップで結果にコミットするのお金もないけど、とりあえず現状把握と焦燥感を植え付けるために、コスパのいいスマート体重計や活動量計を購入して、「レコーディングダイエット」から始めることにしました。

【用意するもの】

• スマート体重計
• 連携アプリ

毎日体重計に乗り、お腹周りの写真を撮る。それだけです。

最初は食事制限もせず、お菓子も我慢するもせず、ただ毎日アプリの数字と写真を確認すること。

体重の数字だけじゃあまり実感わかないし、ウェストを自分で計っても「誤差よ誤差。」と言い聞かせてしまうところ、写真は残酷までにありのまま。

変化が目に見えてくると「もっと頑張ろう！」と続けるモチベーションになるのが、レコーディングダイエットの醍醐味です。

私の場合は、その惨状を見るにつれ痛々しすぎて食べる気がなくなったのが一番の勝因だったかもしれません。

「自動でできる、結果が見える」ツール選びが続けやすいコツ

レコーディングダイエットのポイントは、「毎日つけやすい」と、「見て楽しい（モチベーションアップ）」です。

何でもそうですが、継続への一番の近道は「面倒くさい」ことを極力排除することなので、道具選びも、スペックよりは使いやすさと自動連携をメインに選びましょう。

体重計はwifi接続を選ぶべし

体重を計るたびにスマホアプリと連携して自動記録してくれるスマート体重計はレコーディングにはとても便利なアイテムです。

スマート体重計には、Bluetooth接続とWi-Fi接続の2種類あり、アプリに情報を飛ばす点はどちらも同じですが、主な違いは以下の通り。（メーカーや機種によって違いあり）

【Bluetooth接続の場合】
・データはスマホと体重計が直接やり取りをする。
・体重計に乗る前に接続範囲にスマホを近づける。
・機種によっては毎回接続やアプリ起動が必要になる機種もある。

【Wi-Fi接続の場合】
・ネットワーク設定した体重計からネット上のクラウドにデータが自動アップロード。
・スマホの位置や起動はどうでもいい。後でスマホを開けばデータ閲覧が即可能。

Bluetoothだとスマホの位置や起動を気にしなければいけないので、入浴前後に体重を計る時に面倒くさくなることもしばしば。

とにかく体重を計る行為が面倒くさいと記録が続かず、レコーディングダイエットの意味がありません。

何も考えずただ乗るだけで記録が続けられる、シンプルなWi-Fi接続体重計の簡単レコーディングをお勧めします。

連携アプリは写真登録できるものを選ぶべし

スマート体重計純正の管理アプリでも体重計で計れる項目は確認できますが、食事メモや歩数、血圧など健康管理全般の数値を一括で管理できる健康管理専用アプリを別途インストールして同期させる方が、複数の画面を行ったり来たりしなくても済むので便利です。

例えば私が使っている「My FitnessPal」アプリは、体重計やApple watch、Fitbitなどの活動量計の数値が同期され、毎日の食事の献立を入力するとカロリーが自動計算され、目標体重までどの位カロリーを削減したり、どんな運動を増やせばいいのか教えてくれます。

食事もコンビニやスーパーで売ってる市販品の名前でカロリーが自動で出てくるのも助かります。

このアプリが好きなポイントはもう一つ。日々の写真を登録できるところ。

私はダイエット期間中、現実から逃げないように、毎日ウェスト周りの写真を登録しました。

任意の期間のビフォーアフターを作れるので、着実に体型が変わっていることがわかって嬉しくなります。

毎日の食事献立を記入するのは面倒くさくなって、途中でやめてしまったけど、写真だけは意外に病みつきです。

中だるみで写真を撮らなくなると、気が緩んでいる証拠かおなかの周りも途端に緩んできます(笑)。

これはいかん！と再開すると、しばらくすると自衛本能が働くのか、またお腹がシュッとしてくる不思議。体重値の折れ線グラフより、ショッキング画像の方が脳に危険信号を送るのかしら。

病は気から。ダイエットは現実確認から。これが「THE レコーディングダイエット」か。

ダイエット自体が面白くなってくると、もっと結果を出すために、運動や食事制限などに興味が出てきて、無理なく自分に合ったダイエットを楽しく続けられることでしょう。

※自分が使ってよかった体重計やアプリは、下記のブログで詳細記事がアップされていますので、ご参考まで。

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