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【胃を悪くすること5選!】-胃が悪くなる原因とは?-分かりやすく解説!

ご覧いただきありがとうございます

おがちゃん先生です。

今回は「胃を悪くすること5選!

紹介していきます。

胃ってどんな臓器?

胃は、消化吸収に大切な臓器の1つです。

袋状の臓器で、食べたものを蓄えて

徐々に小腸(十二指腸)に送る働きがあります。

その他の働きとして、胃酸による殺菌

タンパク質の分解鉄やビタミンB12を

吸収しやすくするなどいくつかあります。

胃の病気ってどんなものがある?

胃の病気には、胃潰瘍慢性胃炎

萎縮性胃炎胃がんなどがあります。

胃の病気では、胃もたれ胸やけ食欲不振

腹部の不快感張り痛み嘔吐悪心

貧血などの症状が現れることがあります。

では!本題の…

"胃を悪くすること5選"みていきましょう。

①ピロリ菌

まず1つ目は「ピロリ菌」です。

ピロリ菌は、胃の病気の代表的な原因の1つ

ほとんどの菌は、胃酸によって殺菌されますが、

ピロリ菌は強い酸性の胃酸にも負けず

生き残り、胃の病気を発症する原因となります。

②ストレス

2つ目は「ストレス」です。

胃には、

胃酸などの粘膜を刺激する攻撃因子」と、

粘液などの粘膜を守る防御因子」があります。

そのなかで、ストレスが続くと、

"胃酸攻撃因子の分泌が増加して"

"粘液防御因子の分泌が低下する"

ので胃潰瘍を発症しやすくなります。

③薬剤(NSAIDsなど)

3つ目は「薬剤NSAIDsなど)」です。

例えば、腹痛が続いているときに、

市販の痛み止めを連日、服用している

胃潰瘍を発症してしまうことがあります。

なので、こういった腹痛などが続く場合

には医療機関への受診をおすすめします。

④食生活の乱れ

4つ目は「食生活の乱れ」です。

特に"塩分の過剰摂取"は、胃がんの

危険因子になるといわれています。

また、食生活の乱れから起こる「肥満」や

二型糖尿病」も胃がんの発症に関与して

いると考えられています

⑤喫煙

最後、5つ目が「喫煙」です。

喫煙は、胃の血流を悪くしてしまい、

胃潰瘍の発症のリスクを高くします

また、喫煙は胃潰瘍だけではなく、

胃がんの危険因子ともなります。

最後に

慢性胃炎は、初期は無症状なことが多い

ですが、"放置"すると萎縮性胃炎となり、

胃がんを発症するリスクが高くなります

特に、ピロリ菌に関しては除菌をすることで

胃の病気の発症リスクを下げることができる

ので、検査をしておくと良いでしょう。

では、今回はここまでです。

参考になれば幸いです。

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【参考文献】
・児玉雅明,佐藤竜吾ら(2002):「胃炎・胃潰瘍・胃癌」日本消化器病学会雑誌/99巻
・落合慈之(監修)(2019):「消化器疾患ビジュアルブック」第2版,株式会社学研メディカル秀潤社
・竹内修二(監修)(2018):「プロが教える人体のすべてがわかる本」,株式会社ナツメ社

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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

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おがちゃん先生について

● ウィルワン整体スクール卒
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
解剖生理学オンラインサロン運営
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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