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おがちゃん先生です。

今回は…

"肝臓が悪くなると現れる症状５選"

紹介していきます。

肝臓ってどんな臓器？

肝臓は、右上腹部にある大きな臓器です。

栄養素の代謝・胆汁の生成・鉄の貯蔵・

解毒作用など、さまざまな働きがあります。

肝臓の病気にはどんなものがある？

肝臓の病気には、慢性肝炎・肝硬変・

肝がん・自己免疫性肝炎などがあります。

では！肝臓が悪くなるとどうなるのか？

"肝臓が悪くなると現れる症状５選"紹介します。

①むくみ（浮腫）

１つ目は『むくみ』です。

肝臓が悪くなると「アルブミン」という物質の

産生が減少して、体内の水分バランスが乱れて、

むくみが起こります。

また、足だけではなく、

お腹（腹腔）に水分が溜まり、お腹が膨ら

んでくる「腹水」が起こることもあります。

②黄疸（おうだん）

２つ目は『黄疸（おうだん）』です。

黄疸というのは、

皮膚や目が黄色っぽくなる症状です。

本来「ビリルビン」という成分は、

肝臓で処理されて、胆汁の成分となります。

↓

しかし、肝臓が悪くなると、ビリルビンの処理

ができず、血液中に多く流出して黄疸が起こる。

③肝性脳症（頭がぼーっとするなど）

３つ目は『肝性脳症』といって、

『頭がぼーっとする』などの症状が現れます。

これは肝臓が悪くなることで、アンモニア

などの有害物質が脳に到達して起こります。

「肝性脳症」は頭がぼーっとする以外にも、

異常行動などがみられることもあります。

④女性化乳房

４つ目は『女性化乳房』です。

「女性化乳房」は、

男性の乳房が発育するという症状です。

これは肝臓が悪くなることで、エストロゲン

（女性ホルモン）の量が増えて起こります。

また、エストロゲンが増えることで、

「手掌紅斑」が起こることもあります。

⑤出血傾向（血が止まりにくい）

５つ目は『出血傾向』で、

『血が止まりにくい』などといった症状です。

肝臓は、出血をしたときに、血を固める

物質（血液凝固因子）をつくっています。

↓

しかし、肝臓が悪くなると、それらの物質の

産生が減少して、血が止まりにくくなります。

「出血傾向」は、鼻血がでやすかったり、

歯ぐきから血がでるなどがあります。

肝臓が悪くなる原因は？

肝臓が悪くなってしまう原因としては、

B型、C型肝炎ウイルスの感染・アルコール・

肥満・脂質の摂り過ぎなどがあげられます。

最後に

肝臓は「沈黙の臓器」といわれていて、

状態が進行するまで、症状は現れにくいです。

なので、症状はなくとも定期的に健康診断

をうけ、不安や似た症状がある場合は、

早めに医療機関への受診をおすすめします。

では、今回はここまでです。

参考になりましたら幸いです、

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