ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は…

『心筋梗塞になると現れる症状３選』

を紹介していきます。

心筋梗塞とは？

「心筋梗塞」とは、"冠動脈"という血管が詰まってしまうことで、心臓の筋肉が酸素不足なり、壊死してしまう疾患です。

.

.

心筋梗塞の原因は？

心筋梗塞は、冠動脈の「動脈硬化」が進行することで起こります。

動脈硬化が進行すると、血管の内壁にコブのようなもの（プラーク）が形成されます。

このプラークが破綻し、そこに血栓ができることで冠動脈が閉塞して、心筋梗塞が起こります。

だからこそ、動脈硬化の進行に関わる、加齢・高血圧・糖尿病・脂質異常症・喫煙習慣などは心筋梗塞の発症リスクを高くなります。

.

.

心筋梗塞になるとどうなる？

心筋梗塞では、どんな症状が現れるのか？

今回は、その代表的な症状を３つ解説します。

.

①20分以上続く激しい胸痛

心筋梗塞では、冷や汗を伴うほどの「20分以上続く激しい胸の痛み」が起こることがあります。

こういった胸痛は典型的で、代表的な症状です。

ただし、非典型例として、高齢者や糖尿病患者では、胸痛を全く認めないこともあります。

.

②左肩・背中・顎などの痛み

心筋梗塞では、「左肩・背中・顎・首・みぞおち辺りなどの痛み」が起こることもあります。

こういった病気の原因部位と離れた部位に現れる痛みを「放散痛」といいます。

なかには、胸痛ではなく、こういった放散痛が主訴の場合もあります。

.

③嘔気・悪心

嘔気（おうき）・悪心（おしん）とは、いわゆる「吐き気」のことです。

心筋梗塞の胸痛発作に伴って起こる「嘔気・悪心」は、比較的、頻度の高い症状ではあります。

.

.

◎非典型例：全身倦怠感・失神など

前述しましたが、高齢者や糖尿病患者などの"非典型例"では、胸痛を訴えないことがあります。

しかし、心臓の筋肉に酸素が十分に行き渡らないことは変わりないので、全身倦怠感・失神などといった症状が起こることもあります。

.

.

心筋梗塞を予防するには？

前述したように、心筋梗塞は、高血圧・糖尿病・脂質異常症などといった「生活習慣病」が危険因子となります。

だからこそ、日頃からの適度な運動習慣や、食生活を整えることが心筋梗塞の予防となります。

また、心臓ドックなどの検診を受けておくことも予防に繋がります。

.

.

最後に

心筋梗塞は、狭心症とともに「虚血性心疾患」と呼ばれています。

虚血性心疾患は、胸痛が特徴的ですが、種類によって痛みの強さや、持続時間が異なります。

不安や似た症状がある方は、早めに医療機関への受診をおすすめします。

では、今回はここまでです。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

併せて読みたいおすすめ記事

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おがちゃん先生について