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【乳がんの発症リスクを高めること5選!】-"乳がん"を予防するために自分ができることとは?-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は…

『乳がんの発症リスクを高めること5選』

を解説していきます。

乳がんとは?

乳がんは、乳腺の組織にできるがんで、多くは乳管から発生します。

女性のがんで最も多いです。

※確率は低いが、男性でも起こることはあります.

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乳がんの症状は?

乳がんの症状として、乳房のしこり乳頭からの血性の分泌物乳房の一部のくぼみ皮膚乳房の色の変化やただれなどがあります。

乳がんの好発部位は、乳房を4部位に分けたときの「外側上部」です。

→外側上部とは「乳頭〜腋(わき)」にかけての部位を指します。

また、進行して、別の臓器に広がる(転移・浸潤)と、その他の症状が現れることもあります。

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乳がんの原因(危険因子)は?

乳がんは、遺伝も含めて、いくつかの要因が複雑に関与していると考えられています。

そのなかで今回は、乳がんの発症リスクを高める要因危険因子)を"5つ"に分けて紹介します。

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①肥満(閉経後)

特に「"閉経後"の肥満」が、乳がんの発症リスクを高めるといわれています。

これは脂肪組織から放出される物質が関わり、エストロゲンにさらされる期間が長くなることで、乳がんの発症リスクが高くなります。

また「"閉経前"の肥満」に関しては、リスクを増加させるという報告もあるし、関連性がないという報告もあります。

なので、発症リスクを高くする"可能性はある"といえます。

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②アルコール(閉経後)

2つ目は「アルコール飲酒)」で、これも①肥満と同じように、特に"閉経後"です。

アルコールが代謝されて発生する物質は、発癌性があるといわれています。

閉経前に関しては、発症リスクを高める"可能性がある"というぐらいで、確実ではありません。

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③喫煙

3つ目は「喫煙」です。

たばこの煙には、発癌物質が含まれていて、乳がん以外にも様々ながんの危険因子となります。

また、受動喫煙も乳がんの発症リスクを高くする可能性があるといわれています。

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④生理や出産の関係(早期初経など)

4つ目は「生理や出産の関係」です。

具体的には、初経年齢が早い閉経年齢が遅い出産経験がない授乳歴がないなどです。

上記に示した具体例は「エストロゲンが分泌されている期間が長い」といった特徴あり、それが乳がんの発症に関わります。

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⑤疾患や薬剤

5つ目は「疾患病気や薬剤」の影響です。

具体的には、糖尿病は乳がんの発症リスクを高くするといわれています。

また、エストロゲン製剤の長期間使用も、発症リスクを高くする可能性があるといわれています。

この5つが乳がんの代表的な危険因子です。

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最後に(早期発見のために)

しこり」や「分泌物」などを自己チェックをすることで、乳がんの早期発見につながります。

自己健診は、月経終了後の乳房の張りがなくなったとき、また、閉経後の女性は月に1回この日と決めて行うと良いです。

では、今回はここまでです。

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【参考文献】
・医学情報科学研究所(2021):「病気がみえるvol.9,婦人科・乳腺外科」第4版,メデュックメディア
・日本乳癌学会「2022年度版乳癌診療ガイドライン」金原出版株式会社
・竹内修二(監修)(2018):「プロが教える人体のすべてがわかる本」,株式会社ナツメ社

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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

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おがちゃん先生について

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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
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● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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