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「甲状腺に異常がある」とどうなる?-美容や健康にも関わる"甲状腺ホルモン"の重要性とは!-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「甲状腺ホルモン」について解説していきます。

甲状腺ってどんな臓器?

甲状腺は、のど仏の下辺りにある臓器で、「甲状腺ホルモン」を分泌しています。

甲状腺ホルモンは、美容(肌の状態)や健康にも関わる重要なホルモンです。

具体的には、代謝の促進・神経系の働き・成長の促進・心臓や血管の働きの調節・肌の状態などに関わります。

そして、甲状腺の異常によって起こる症状は大きく3つに分けられます。

甲状腺の機能が亢進して起こる症状

甲状腺の機能が低下して起こる症状

のど仏の辺りの腫れ

それぞれもう少し詳しくみていきましょう。

①甲状腺の機能が亢進して起こる症状

甲状腺ホルモンは、全身の代謝を活発化させる役割があります。

体のとって「アクセル」のようなホルモンともいえるでしょう。

そして、甲状腺の機能が亢進され、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、代謝が異常に亢進します。

これにより精神症状イライラなど・手足のふるえ・多汗・動悸・息切れ・目の充血などの症状が現れることがあります。

このように甲状腺の機能が亢進して起こる症状を「甲状腺機能亢進症」という。

②甲状腺の機能が低下して起こる症状

甲状腺の機能が低下すると、全身の代謝が低下します。

これにより、疲れやすい・だるい・肌の乾燥・太りやすい・むくみ・生理不順・冷えなどの症状が現れることがあります。

このように甲状腺の機能が低下して起こる症状を「甲状腺機能低下症」という。

③甲状腺の腫れ

甲状腺に異常が起こると、甲状腺のある「のど仏の辺り)」が腫れてくることがあります。

男性の方が甲状腺の位置が低いため、女性よりも腫れが目立ちにくい場合があります。

最後に

ここまで紹介したように甲状腺は大切な臓器です。

そして、甲状腺の異常によって起こる症状は、更年期障害の症状と似ているところがあるため、不安がある場合には一度、医療機関への受診をおすすめします。

では、今回はここまでです。

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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

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おがちゃん先生について

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● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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