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それ「変形性膝関節症」のサインかも?-"膝の痛み"の原因や予防方法とは!-

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おがちゃん先生です。

今回は「変形性膝関節症」を解説してきます。

膝の構造と仕組み

膝関節は、大腿骨太ももの骨)・膝蓋骨膝のお皿)・脛骨スネの骨)という3つの骨で構成されています。

※他にも足には、腓骨ひこつ)という骨があります。この骨は直接的に膝の構成には関わっていませんが、靭帯で繋がっています。

ちなみに、膝蓋骨(膝のお皿)は、膝の曲げ伸ばしをスムーズに行うために大切な骨です。

変形性膝関節症とは?

膝の痛みの原因として、代表的なのものが「変形性膝関節症膝OA)」です。

変形性膝関節症は、膝の軟骨が擦り減ったり、変性してしまうことで、炎症が起こり、膝関節の破壊や痛みなどが起こる疾患です。

50代以降の女性、特に肥満者の方多くみられます。

ほとんどが一次性(加齢・肥満・筋力低下などが原因となる)に発症しますが、ケガリウマチなどの疾患が原因となって起こる(二次性)こともあります。

変形性膝関節症になるとどうなる?

変形性膝関節症による症状は様々ですが、大きく以下の4つに分けることができます。

①疼痛(痛み)、②可動域制限(曲げ伸ばしに不自由がある)、③腫脹(腫れ)、④変形(O脚など)です。

また、重度の場合、"安静にしていても"足が痛いということもあります。

変形性膝関節症を予防するには?

変形膝関節症を予防するためには、肥満の解消・ストレッチやエクササイズ・バランスの良い食事・自分に合った靴選びなどが大切です。

具体的なセルフケアを3つ紹介します。

①大腿四頭筋のエクササイズ

☆大腿四頭筋は膝を安定させる筋肉であるため、筋力が低下すると膝が不安定になってしまう。
1回タオルを潰したら5秒キープして、ゆっくり戻す。10回×3セットを目安に毎日行う。

②中殿筋のエクササイズ

☆中殿筋は、おしりの少し外側よりにある筋肉で、綺麗に、正しく歩くために大切な筋肉
10回1セット、毎日2セットを目安に続けましょう。

③太もも裏のストレッチ

☆もも裏の筋肉(ハムストリングス)が硬くなると、膝が曲がった状態になりやすく、膝への負担が増える。
1回20秒×4セットを毎日行い、柔軟性を高めましょう。

ここまで紹介したエクササイズやストレッチ以外にも、無理のない範囲で行うウォーキングもおすすめです。

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(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)

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おがちゃん先生について

● 東京リエイチ整体アカデミー講師
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● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
(それぞれ外部リンク)

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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