過去記事でもご紹介しましたが、今回は南アルプス市の西南湖地区に在る「安藤家住宅」のライトアップイベントにお邪魔してきました。

長屋門に灯る提灯が風情があってよろしい。

江戸の時代から続く名家。火災にあったことがなく当時の姿を今に残しています。国の重要文化財に指定されています。

完全に筆者の好みなのですが、庭の紅葉を楽しむのは屋内からが一番だと思っています。古い建物がいい感じで額縁となって庭木の紅葉を引き立てます。

安藤家の人は毎年この光景を楽しんでいたのでしょう。とても贅沢です。

外から庭木の紅葉を撮りました。足元が暗いので気をつけて歩きます。

やはり建物と一緒に撮るのが好みです。ライトアップされた庭に、他のお客さんも「綺麗！」と口を揃えていました。

樹齢350年の黒松。凄い樹勢です。紅葉に目を奪われがちですが、こちらも見応え十分です。

安藤家住宅のライトアップは11月27日（日）までです。演出に力が入っていて、紅葉を愛でながら名家のお屋敷をゆっくりと楽しむことができます。また、敷地内も非常に綺麗に整備されていて、山梨ことぶき勧学院に通う方々が、昨日綺麗に落ち葉を掃き掃除してくださったとのこと。有り難いことです。

そして最終日の明日は、地元産のサツマイモを使った焼き芋が、なんと無料で振る舞われるそうです。数量に限りがあるので、焼き芋食べたい方は早めにお越しいただくがよろしいかと思います。

安藤家住宅を後にして、時間もちょうど良かったので近くの乙蕎麦さんで夕食です。過去記事でもご紹介しましたが、今ちょうど新蕎麦の季節なので再度ご紹介です。

秋の新蕎麦は香り高くて、天ぷらを食べながらでも香りが抑えられることがありません。夜の部は、せいろの他にも温かい鳥南蛮もあって迷うところでしたが、やはり新蕎麦を味わうにはせいろで正解でした。新蕎麦は年内楽しめるそうです。

安藤家住宅で紅葉のライトアップを楽しみ帰りに新蕎麦を楽しむ。なんとも贅沢でとても満足な時間でした。ライトアップは明日が最終日で次は来年になってしまいます。日曜の夜のひととき、名家のお屋敷でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか？