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【南アルプス市】櫛形山麓に憩いの古民家マルシェ

おがわひでいち地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市・富士川町)

南アルプス市は、以前ご紹介した「滝沢川あやめ祭り」や「みだいハーブフェスタ」のような規模の大きめなイベントの他にも、古民家を利用した細々と開催されるマルシェも多いように感じます。

今回は櫛形山の麓、中野の棚田の直ぐ下の地区にある「花と木の工房 メイフラワーズ」さん内にある、ギャラリー「ののせ」で開催されたマルシェにお邪魔してきました。

場所は地元でない限りとても分かりにくい所なので、チラシの案内がもの凄く丁寧で分かりやすくされています。

筆者はナビ&多少の土地勘ですんなりと到着できました。

開場から1時間も経っていませんでしたが、既に沢山のお客さんで賑わっていました。

ギャラリー内は決して広くはありませんが、スッキリして綺麗な落ち着いた空間です。

メイフラワーズさんの木製食器の数々。木目がそのまま生かされていて、温かみのあるフォルムは製作者の人柄を映し出しているかのよう。

動物好きが反応しそうな商品も。

このカップでコーヒー飲んでみたいですね。とても美味しいと思います。

ギャラリーには県内で活動されている他の作家さん達も出店されていました。

八ヶ岳の麓で活動されている、MAKIBITO METAL ARTS 高木牧人さん、atelier YAACHO 髙木沙季さんご夫妻。

色とりどりの陶土タイル。見ていて気持ち良いですね。

真鍮製の食器。真鍮って好きな金属。余談ですが、筆者は登山用の熊鈴も真鍮製です。昔使っていたジッポーも真鍮製でした(良い音します)

古民家ギャラリーは建物自体も表現の一部として使えるので、写真撮る身としても好きなシチュエーションですね。

母屋?の方にはまた違った作家さん達の作品が。こちらは今回一番筆者の壺にハマった作品。

安藤彩子さんと言う卵殻モザイクの作家さんです。筆者も以前から卵殻のモザイクの存在は知っていましたが、発祥が山梨県なのは驚きでした。

安藤彩子さんの画集と、安藤さんのご祖母で同じく卵殻モザイク作家の桑原浜子さん(故人)の画集を見せていただきましたが、とても魅かれる作品ばかりでお金に余裕があれば2冊とも買って帰りたかった(持ち合わせなしでした)機会があれば是非直に作品をご覧いただきたいと思います。

柱時計が良い味出していますね。古い日本家屋って歩くだけでも気持ち良い。

仕事終わって直行した筆者はお腹ペコペコ。出店者にベーカリー ルーブルさんの名前があったので、楽しみにしてきました。いつも美味しいパンごちそうさまです。

会場を後にして少し寄り道。先日ご紹介しました中野の棚田に寄ってみました。稲が伸び始めて田んぼが緑色に変わりつつありました。

マルシェは6月3日・4日の2日間で終了ですが、年内(11月か12月)にもう一回開催予定ということなので、この機会にSNSをフォローしていただいて、次の開催の情報をいち早くキャッチされてはいかがでしょうか?また、ギャラリー「ののせ」は普段開放されていませんが、見学を希望の方は電話連絡してくださいとのことです。

【花と木の工房 メイフラワーズ・ギャラリーののせ】

場所:山梨県南アルプス市上野359

駐車場:有り

電話:055-269-9424

mail:mayflowers.info

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地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市・富士川町)

本業の傍ら写真家としても活動しています。南アルプス市と富士川町の皆さんが「出かけたい」と思えるような記事をお届けできるように頑張ります。

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