PC作業に欠かせないものと言えばマウスやキーボード。

しかし！今はそれだけじゃないんです。マウス、キーボードに加え、第3のデバイスが存在感を高めています。

その第3のデバイスとは、いわゆる「左手デバイス」です。

キーボードの左側に配置し、左手で操作するところから左手デバイスと呼ばれています。

この記事では、そんな左手デバイスでできること、おすすめな左手デバイスを紹介していきます！

ショートカット、いくつ覚えていますか？

CTRL（cmd) + Cがコピー、Vがペースト。これは知っている人も多いはず。最もメジャーなキーボードショートカットです。

しかし、ChromeやEdgeのタブやウィンドウを閉じるショートカットを知っていますか？あるいは、間違えて閉じてしまったタブを復活させるショートカットは？

こういった、「たまにしか使わないから覚えられない。でも、できれば使いたいショートカット」はこの左手デバイスにお任せしましょう。

キーボードショートカットをボタンとして登録することができ、次からはそのボタンを押すだけで発動します。どうですか、これなら簡単でしょう？

ボタンはアイコンや文字で表現できるため、わかりやすく迷いづらいボタンを複数作れます。

これが左手デバイスの最もポピュラーで基本的な使い方です。

PC上でできるあらゆることはボタンになる

左手デバイスはもちろんショートカットを登録できるだけではありません。

マウスのクリックやホイール操作、アプリケーションの起動や実行、さらにはマクロまで、あらゆることを「ボタン」にできます。

朝イチにいつも起動する、社内ページ、メーラー、エクセルファイル、全部ボタン一つで起動できたら楽だと思いませんか？

Zoomの共有ボタン、ミュートボタン、カメラOFFボタンなんかもいいですね。

またもちろん、ワードやエクセルの機能単位でボタンにすることもできます。よく使うオートSUMだってボタン一発。

言うまでもなくPhotoshopやIllustratorなどのクリエティブ系ソフトとの相性も抜群です。

そしてまだまだ、その気になればさらに複雑なこともできます。

例えば僕は、いくつかの決まった複数のフォルダを任意の場所に一括作成するボタンや、Amazon アレクサと連携して家電操作もボタンにしています。

アイデア次第でできることは無数にあり、想像を絶するほどの時短になると思います。

様々な左手デバイスがある

左手デバイスとひとくちに言ってもその種類はたくさんあり、個人的におすすめだと思っているのは下記の2台。

• Stream Deck
• Loupedeck Live

これまで紹介してきたようなことはどちらでも実現できます。違いはLoupedeck Liveには「ツマミ」コントローラーがついているので、より操作の幅が広いところです。

このダイヤルで音量操作や曲送りや曲戻し、他にも数字で調整するようなパラメータなどをぐるぐると回すことで操作できます。

このダイヤルは非常に便利。便利なんですが、その分こちらのほうが価格が高め。とりあえずボタン化ができればいいという感じならStream Deckが使いやすいです。

どちらも専用のソフトを使ってボタンの設定を行っていきます。あらかじめプリセットが用意されていたり、ダウンロード可能になっているので設定の手助けになります。

まとめ

ほんのエッセンスくらいしか紹介できておりませんが、左手デバイスの可能性を感じてもらえたんじゃないでしょうか。

うまく活用すれば生産性を大きく向上させることができるアイテムです。これを機に、今行っている仕事の一部を左手デバイスに任せてみませんか？

よりディープで深い話をYoutubeでしています。もし左手デバイスの魅力に取り憑かれた際にはぜひご覧ください。

というわけで、もし気になったらぜひチェックしてみてください！