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【河内長野市】河内長野シティマラソンのコースにもなった滝畑ダムの遊歩道。ドライブ合間のお散歩に最適

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

大きな人工湖のある滝畑ダム。山に囲まれた観光地として、湖畔でBBQをする人や岩湧山などの山登りの途中に立ち寄る人が多いですね。

それだけではなく、滝畑ダムを周回するウォーキングも楽しみのひとつ。特に湖の東側は自動車の立ち入りができない自転車・歩行者専用道があります。今回はこの専用道を実際に歩いてみました。

こちらの動画は今年1月に3年ぶりに開催された、第65回河内長野シティマラソンの様子の一部です。ハーフマラソンのコースは、関西サイクルスポーツセンターから滝畑ダムを3周するというもの。今回紹介する遊歩道もコースに含まれていました。

今回歩いたコースです。夕月橋の近くから、ダムサイト(水をせきとめるコンクリートの堰があるところ)までを歩いてみました。

夕月橋バス停です。公共交通派の私はここからダムサイトに向けて歩いてみました。ダムサイトにもバス停があります。

車の場合はダムサイトにある駐車場に車を止めて、遊歩道を往復することになりますが、片道30分ほどで、かつほとんどアップダウンがないので、風景を見ながらの散策に最適です。

同じ道を戻るのが嫌なら夕月橋を渡って反対側を歩いてもいいでしょう。反対側は車道ですが、歩道があるので安心です。

夕月橋です。専用道は橋のところにあるのではなく、それより少し北側にあります。

しばらく歩くと、こういうところがあります。左側が自転車と歩行者専用の道。ここからは車やバイクが来ないので安心して歩けますが、自転車は入ってきますから、無警戒にはならないようにしましょう。

ここでダム湖の方にも注目すると、小さな岩がみえました。そのときのダムの水位にもよりますが、いろんな風景を見せてくれます。またかつての集落の名残としての橋などが見えることも。

橋を渡っていきましょう。

撮影したのが、岩湧山山頂にあるキトラ(ススキの茅場)の山焼きが行われる直前でしたので、薄茶色い茅場がはっきりと見えました。

ダム側を見ます。反対側車道側の道の様子も良く見えますね。

後ろを向くと夕月橋が見えます。見た目ではけっこう歩いたように思えても、実際にはそれほど時間がかからずにこのくらいの距離まで進めます。

滝畑ダムの人工湖ですが、元々は石川と山に囲まれた谷間、そこにあった集落の場所に水を貯めているので、見方によっては非常に幅の広い川のようにも見えますね。

ちょうど、対岸に滝畑ふるさと文化財の森センターが見えます。

マラソンコースにも採用されているだけに、本当に歩きやすい道。注意したいのは走行してくる自転車だけです。

歩いていると、真ん中あたりに大きな白い塔が見えてきました。あれは南花台にあるの給水塔。自然に囲まれた場所なのに、実は住宅地が本当に近くにあるという、河内長野らしい風景です。

平井谷橋を渡ります。アスファルトの道路が続いているので、特に意識せずに、いくつもの橋を渡っている感じです。

途中にはかつて存在していた滝畑レイクパークの敷地が廃墟のように残っていました。

さて、いよいよダムサイトの白い壁が見えてきましたね。

ゴールまであとわずかですが、

ちょっと休憩しました。疲れていないけれどもう少し滝畑ダムの風景を眺めようかと。

さて、遊歩道のゴールが見えてきました。遊歩道ですが「ダム管理道路」という位置づけなので、状況によってゲートが閉じられるようです。

ここが遊歩道のゴールです。この先は滝畑ダムのダムサイトがあり、道を挟んで人工湖側とその反対側の断崖絶壁となっているところとのギャップが面白いです。

それから、見えにくくはなってきていますが、ダムサイトから見える磨崖仏もしっかり確認しておきましょう。

滝畑ダム遊歩道
住所:河内長野市滝畑
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス。夕月橋バス停または滝畑ダムサイトバス停下車。

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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