【河内長野市】えっ、27日市役所にキッチンカーが!食欲の秋だからグルメなイベントが目白押しです。
10月も下旬になり、朝夕は本当に冷えこんできましたが、昼間はお天気がよく気持ちの良い気候が続いていますね。
秋真っ盛り、まさに「食欲の秋」という言葉にぴったりな時期ですが、この季節にぴったりの美味しいものばかりのイベントが、明日27日と日曜日の30日に行われるので、ご紹介いたします。
ひとつ目は、河内長野市役所の前にあるモックル・フルル広場でのグルメ企画です。1回目が昨日25日のお昼にあるということで、さっそく見てきました。
市民にとっての市役所といえば、どうしてもかたぐるしい書類の申請をするような場所の印象ですね。
しかし河内長野市役所は、内装に河内材をふんだんに使っていることがあるためでしょうか?なんとなく優しい雰囲気がします。
また事務的な申請スペースだけではなく、モックルとの記念撮影ができる場所があったり、オンキッチンさんという市役所内レストランがあったりします。
今回の会場、市役所前のモックル・フルル広場は、花壇に季節の花がいつも咲き乱れていて、とてもきれいな場所。広々とした通路にしてあるのは、災害避難を考えているからだそうです。
いつもは静かなこの場所に、昨日25日のお昼前からキッチンカーが3台、登場しました。
私が市役所に着いた時間は午前11時半過ぎ。3台のキッチンカーがすでに停まっていて、営業を始めていました。
市の担当者の方のお話では、この広いモックル・フルル広場の有効活用の一環として、今回社会実験としてやってみようとなったそうです。
このキッチンカーは、インドネシアレストランのバリコーヒーさん。河内長野駅東口から歩いたところにあるお店ですね。「ハラール」と大きく書かれたキッチンカーのインパクトは、大きいです。
バリコーヒーさんは、もちろん明日27日にも登場します。インドネシアフードが市役所で手に入れられることは、なかなかないこと!
メニューはこちらです。インドネシアの焼き飯、ナシゴレンが600円、イエローカレー(インドネシアのチキンカレー)500円、それぞれにプラス200円で、骨付きフライドチキンのドラムスティックが付きます。
またドラムスティック単体も300円で購入できます。さらに揚げ菓子の「チュロス」400円などもありました。
こちらはスパイスカレーのカレーベース(CURRY BASE)さん。小山田出身のご兄弟が、普段は上原町の外環沿いを拠点にされていて、SNSでかなり話題になっています。
最近はやりの日本式スパイスカレー専門のお店としては河内長野市内ではほぼ唯一なので、そういうお店が市役所に来てくれると嬉しいですね。
こちらも27日に再び登場します。主なメニューはチキンカレー1000円、キーマカレー1000円、タコライス700円、チャイSサイズが200円とのこと。
3軒目はしあわせバナナさん。バナナジュースやバナナクレープのお店です。最初の2軒が食事主体なのに対して、こちらは食後のスィーツのお店ですね。ただこちらは、25日だけの出店でした。
その代わり、味匠デリカフーズさんが27日に出店します。メニューはホットドック700円、わらび餅ドリンク700円、フランクフルト400円などです。
昨日は初めての実施でしたが、12時過ぎると、どのキッチンカーも行列ができていました。このカレーベースさんは、12時30分くらいの時点で売り切れていました。
これは正午を過ぎてしばらく経った様子です。ベンチで食べている方たちもいて、本当ににぎわっていますね。青空のもと、美味しいものを食べてみんな楽しそう。これだけを見ると、いつもの市役所の前とは思えない、どこか別の公園のお昼休みのようです。
ちなみにこの日、キッチンカーの専門家、キッチンカーマルシェ協会の小倉代表理事も現場に来ていらっしゃいました。そのお話によると、市役所前は電源が使え、かつトイレがあるので、キッチンカーの営業にとっては凄く条件が良いんだそうです。
ただひとつの問題として、近隣のお店への影響があるかどうかなど、いろいろクリアしないといけない課題はあるだろうという話でした。
とはいえ、机上の空論ではなく、実際にやってみないことにはわからないことですから、市役所に賑わいが生まれたという点でも今回の試みは凄く良いことだと思いました。
さて27日の市役所前キッチンカーの他にも、河内長野を代表するようなグルメなイベントがあります。現在、河内長野駅前のノバティながので秋祭りを開催中。ノバティながのができて34周年を記念して、イベントを実施中です。
明日27日から30日までの4日間、ガラポン大抽選会や各地の特産品市などが行われます。
その中でも特に気になったのは、30日にフィナーレを飾る青空マルシェ「旨いもん市」です。河内長野料飲宿連合会の協力のもと行われるもので、河内長野が誇るグルメな名店が自慢の料理を販売するというもの。
1月にも同じノバティながので旨いもん市が行われ、あっというまに完売するという大盛況に終わりましたが、今回は室内ではなく北館屋上で旨いもん市を開催するというのです。
普段は上がることのできないノバティながのの屋上、これが開業以来の34年ぶりに解放されるというのが大きな目玉。34周年を記念した秋祭りで34年ぶりということは、まさしくノバティながのが誕生したとき以来のこと。
ノバティながのができたときに生まれた子供がもう34歳ということは、河内長野に住み続けている40歳近く以上の人でないと屋上のことを知らないわけです。旨いもん市だけでなくノバティながのの屋上が見られる、またとないチャンスでもありますね。
余談ですが、ノバティながので旨いものを手に入れた後、奥河内くろまろの郷にいってもよさそうです。同じ日にくろまろの郷とその周辺の施設では「英語村」になります。ようするに小学生までの子供が、ネイティブの先生と英語で遊ぼうという企画。
事前申し込みが不要とのことなので、気が向いたら是非こちらにも。
さて昨日の話に戻りますが、市役所の入り口にはこのようなチラシが貼ってありました。明日27日も、昨日のように再びキッチンカーが来ます。市役所に来るタイミングを合わせてみてもよさそうですね。
25日は早い時間にランチは売り切れていましたが、14時ごろに再度様子を見てみると、ベンチでクレープを食べていたりドリンクを楽しむ女性たちの姿が多く見られました。午後のひと時を、花がいっぱいの市役所前広場で過ごしてみるのも楽しそうです。
河内長野市役所前のモックル・フルル広場
住所:大阪府河内長野市原町1丁目1-1
アクセス:南海・近鉄河内長野駅からバス 河内長野市役所前バス停下車すぐ
※記事へのご感想等ございましたら、「奥河内から情報発信」ページのプロフィール欄にSNSへのリンクがありますので、そちらからお願いします。