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【河内長野市】近畿以西で初出店!市町の濃魂タンメンかみもりは、開店記念で今日明日550円ですよ

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市で昨年9月に開業して、大きな話題になったラーメン屋さんがあります。汐ノ宮駅近く、市町の大阪外環状線沿いに誕生した横浜家系ラーメンの魂心家(こんしんや)さん。

しかし先月末で魂心家さんがいったん閉店してしまい、濃魂タンメンかみもりさんに変わるというビッグニュース!というわけで、開業初日の昨日の18日、どんな料理なのかさっそく食べに行ってきました。

魂心家さんが閉店するという情報を知ったのは、先月中旬のこと。お昼に外環状線沿いのとあるお店で食事をしたのですが、その直後に魂心家さんの看板を見つけます。

「久しぶりに横浜家系ラーメンも良かったかな。でももう、お腹はいっぱいになってしまったし」と少し後悔しました。

せっかく前まで来たのでどんな感じなのか見にいったところ、こちらの告知を見つけました。なんと魂心家ラーメンがいったん閉店となり、代わりに濃魂タンメンかみもりさんになるというのです。

店の内容が変わってしまうのは残念ですが、どうしても魂心家ラーメンを食べたいときには、大阪市内に行けば済む話。それよりも新しく誕生するという濃魂タンメンかみもりのさんの方が、がぜん気になりました。というわけで、初日に駆けつけたわけです。

大阪外環状線沿いを富田林方面に歩いていくと、ダイソー横に大きな看板が見えてきました。魂心家さんの時は赤い看板でしたが、かみもりさんに代わったので黄色い看板になっています。

ちなみにタンメン(湯麺)について念のためにおさらいすると、これは主に関東地方で食されている日本発祥の中華料理風の麺料理です。

一説として戦後に旧満州(中国東北地方)から引き揚げてきた人が現地の家庭料理を再現したとのことですが、戦前からあるという説もあり、発祥については定かではありません。

タンメンはラーメンに非常に似ていますが、最大の違いは中華鍋であらかじめ野菜を炒め、その鍋に塩味のスープをいれて煮込むという点です。

ラーメンは野菜を最後にトッピングしますから、タンメンとラーメンは料理の仕方が似て非なるものなのです。

濃魂タンメンかみもり(外部リンク)さんは、魂心家さんプロデュースのお店ということで、河内長野店で5店舗目です。大阪はもとより近畿以西では初めての出店が河内長野なんです。

リニューアルオープンを記念して、開業日の昨日から3日間は、濃魂タンメンが記念価格の550円で食べられるとのこと。これはもう、何を食べるのか決まりですね。

濃魂タンメンかみもりさんのタンメンについての想いを公式ページから引用します。

素材の味を活かすシンプルな塩かえしに、隠し味として貝柱を加えた濃厚スープ。牡蠣醤油で香ばしく炒めたシャキシャキ野菜たっぷりの一杯を。

どんな味か楽しみですね。さっそく中に入ってみましょう。

余談ですが、入口の前にある自動販売機にもタンメンと書かれていました。

入口入ってすぐのところに自動販売機があります。リニューアル初日とあって、すぐに店員さんが来て、説明してくれました。

オープン記念価格550円(通常790円)の濃魂タンメンの他にもうひとつ比較対象になりそうなものをということで、台湾タンメン(830円)を食べてみます。

テーブル席に座ります。業態は変わりましたが、テーブルなどのレイアウトは基本的に魂心家さん時代と同じでした。

タンメンは注文時にしょうがの量を選びます。あと追加料金なしで大盛りにすることもできます。

違うところといえば当たり前ですが、メニュー表。黄色い短冊に赤い文字で書かれていますね。

来店した時刻は午後4時25分頃でした。なぜこの時間を選んだのか?それはもっとも空いている可能性が高い時間だからです。

しかし、オープン初日でタンメンがお得という情報を知ったからでしょうか。私の後からも、次々とお客さまが入店してきていました。

さっそく来ました。かみもりさんの濃魂タンメン550円(通常は790円)です。ほんとうに野菜が多いですね。

こちらにこだわりが書いてあります。中華麺専門の老舗製麺所で作られた特注太麺を使っているとのこと。

このほかにもシンプルな塩かえしをしたタンメンとの説明とパンチのある辛オイルと四川山椒きかせた担々麺の説明があり、いずれもこだわっていることがわかります。

というわけで食べた感想ですが、見た目もそうだったのですが、長崎ちゃんぽんに似ていますね。でもちゃんぽんは麺も一緒に煮込むので、これも似て非なるものです。

ただ野菜を中華鍋で炒めているからでしょうか?野菜が柔らかくて食べやすいです。私はあまり野菜は得意ではありませんが、それでも美味しく食べられたので、ヘルシーな麺料理ともいえそうです。

もうひとつオーダーしたのが、こちらの台湾タンメン830円です。濃魂タンメンと比べて辛く、店員さん曰くクセになる味だそうです。

肉味噌でしょうか?麺の上に大きな肉団子のようなものがのっています。その下の野菜は、もやしとニラが中心で、スープも赤い油が浮かんでいて見た目からして辛そうですね。

ということで食べてみました。麻婆豆腐のような四川山椒の味と香りが非常に効いていました。辛いというより、舌がマヒするような独特の感覚。クセになる味というのもうなづけます。

肉団子に見えたものは、スープに入れるとばらばらのミンチ状になります。そのため台湾タンメンには通常のレンゲとは別に、肉片だけがすくい上げられる穴付きのレンゲが付いていました。

辛さの違い、具の違いはありますが、どちらもおいしく完食できました。生姜や唐辛子のためでしょうか。体が中からぽかぽかしてきました。

今回は食べませんでしたが、焼きめしもあります。醤油味とソース味から選べて、どちらも650円。さらに350円の半焼きめしもあります。タンメンとセットで少し米系が食べたいときにはちょうどよい大きさですね。

タンメン以外に、唐揚げが2種類と餃子がありました。また定食もあるので、お腹の具合やその時の気分で選べるのがうれしいです。

今日と明日は濃魂タンメンが550円とお得なのですが、そうでなくても毎月20日はかみもりの日ということで、濃魂タンメンのほか担々麺と台湾まぜそばも550円になるそうです。

ということで、魂心家さん改めかみもりさんで食事をしてきました。河内長野に魂心家さんが無くなったことをSNSで嘆いているラーメンファンの方もおられましたが、濃魂タンメンもラーメンとは違ったおいしさがあり、十分満足できると思いました。

特に野菜が苦手な者にとって、野菜が食べやすく、かつたっぷり食べられるというのは、とてもありがたいです。

濃魂タンメンかみもり河内長野店(外部リンク)
住所:大阪府河内長野市市町800
電話番号:0721-56-3522
営業時間:11:00~25:00(Lo. 24:30)
定休日:年中無休
アクセス:近鉄汐ノ宮駅から徒歩12分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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