Yahoo!ニュース

防災準備は大切とわかっていても苦手な人の選択肢:備えない防災、置くだけ「ソネングラス 」の体験談

おりえ総合危機管理アドバイザー三沢おりえ/防犯・防災・護身術

備えない防災という考え方

最近もあちらこちらで起こる地震が気になりますよね。

防災準備は大切、わかってはいるものの、何を準備すればいいかわからない、頭にはよぎるものの億劫で気が進まない。

それ、危機管理アドバイザーの筆者ですら気持ちがわかります。必要だとは思いつつ、いつ使うかわからない、テンションが上がらないものに時間もお金も費やすとなるとついつい後回しにしてしまうのが防災準備ですよね。
そこで今回は防災準備が苦手な人でも安心な、備えないけどおしゃれで備えになるランタン「ソネングラス」を紹介します。

これ、見た目が良いだけじゃなくて、フェアトレードで作られ世界で300万個以上使用されている、信頼あるソーラーランタンって聞くと、なおさら気になりませんか?

部屋での使用はもちろん便利、もともと小物入れなどに最適なのですが、実際の災害時やアウトドアでは外で使用するものなので、使い勝手はどうなのでしょう。


それにはやっぱり実働的に使ってみるのが1番わかりやすいと思いませんか?

そこで今回は千葉を中心にキッチンカー(j48kichen)を運営しているオーナー淳子さんに、数日間の使用をお願いして感想を伺ってみました。

ソネングラスをキッチンカーで使ってみた(体験談)

淳子さん:ソネングラスを実際に使ってみた感想ですが、明るいうちはまず見た目が可愛いので、小物入れとして置いておくだけで、お店のおしゃれ感がアップしましたね。

そして何より暗くなってからが便利!お店の明るさも増しますし大活躍でした。

ーどのように活躍しましたか?
淳子さん:実は、お店の上部分は暗くなっても光が照らされますが、出店する場所によっては、夜になると看板の部分などに光が届く範囲が限られてくるのがネックでした。
そんな時、足元の看板が「見えない」と言われるお客様には、販売している種類や値段を説明することもあったのですが、ソネングラスを置くことでお客様の「見えない」が無くなりました。

*写真は価格部分のみ加工しています


それに、車から少し裏手に置いてある荷物を取りに行く時など、足元が悪い時も懐中電灯感覚で持ち歩けますし、荷物もよく見えて取り出しやすかったです。明るい範囲が広いので防犯対策にもなると感じました。
これから夏にかけて夜の出店もますます増えますが、置いておくだけで日中はソーラーで充電してくれて、夜は明るく照らしてくれるなんて、本当にすごく便利!!是非これから実際に使っていきたいなと感じました。

との感想でした。

本当に便利ですね!とキッチンカーオーナーの淳子さん(j48kichen)
本当に便利ですね!とキッチンカーオーナーの淳子さん(j48kichen)


自動オンオフ機能がついているのも忙しい時にピッタリです。との感想もいただきました。

最終日の取材後、スタッフの皆さんと豚汁もいただきましたよ。

寒い日でしたが災害時の炊き出しを考えても豚汁の暖かさにランタンの明るさがプラスされ、少しほっこりできる気がしました。

防災グッズを入れてオシャレな本気防災にも

さて、このソネングラスですが雨や曇り、室内で使う場合の充電はUSBーcタイプでも可能。瓶の蓋がソーラーパネルとライトになっているので蓋だけでの使用もできちゃいます。

ちなみに部屋でのおすすめはやっぱりこれ!

ドライフラワーやアクセサリーもいいですが、非常食等を入れてインテリア風にしてもオシャレでしょ?

瓶の中には長期保存の栄養ゼリーとダイソーの水に濡らすと膨らむコンパクトタオル。小瓶には井村屋の長期保存えいようかんを入れています。

室内でも明るさは本当の役に立つか?も確認してみましょう。
瓶に何も入れない状態で真っ暗な部屋では、これぐらいの明るさ。
ロウソク16本分の100ルーメンはだてじゃないですね。
正確ではありませんが、大体6畳ぐらいは明るく照らしている感じです。

ベランダのハンモックにもかけてみました。わかりやすく裏側に掛けましたが、表にかけると外でも読書ができる明るさです。


ソネングラスは室内で使用する場合、時々窓際に置くか、USBから充電しておけば、いざという時すぐに使えて急な停電でも安心です。充電の残り目安も接続部分のライトがグリーンから赤へ変わるのでわかりやすくなっています。

そして部屋のおしゃれだけでなく最大120時間点灯するのはやっぱり優秀。プレゼントにも良さそうです。


難しく考えない出来ることからでも防災準備を

備えないけど備えている防災、いかがでしたか?
ソネングラスに限らず、防災では出来ることから、とりあえずやってみる!が大事です。
ランタンが必要ないならアロマキャンドルを買ってみる、普段から鍋を食べたいから卓上のカセットコンロとガスボンベを買うのも、ライフラインの断絶時にはとても便利。普通のお米を無洗米にするだけでも災害時に米を洗わずにポリ袋などで炊きやすい、考え方や取り入れ方は人それぞれ。
本当は備えて欲しいのが危機管理アドバイザーとしての思いではありますが、苦手な人は堅苦しく考えず普段の生活に取り入れの意識から入る、備えない防災を最初の一歩として、始めてみるのはいかがでしょうか?

商品提供
ソネングラスジャパン株式会社
ソネングラスクラッシク
レビューにおいて商品を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています
*撮影に伴うソネングラスミニに関しては個人の私物です

撮影協力 キッチンカー

j48kichen

総合危機管理アドバイザー三沢おりえ/防犯・防災・護身術

防犯・防災グッズ記事ランキング監修も手がける専門家。常識にとらわれない怖くない危機管理の考え方で講演会やメディア、セミナー、イベントなど幅広く活動。生活の中ですぐに取り入れられる対策や動き方、便利なグッズを提案。大学や企業向けに行う座学と実技のダイバーシティ系セミナーは防災、防犯だけでなくハラスメント対策など、身を守るために役立つと高いリピート率。 防犯整備士、危機管理士(自然災害・社会リスク)非常食研究家。 逃げるための護身術指導者、元硬式空手世界チャンピオン。 日本災害危機管理士機構、日本防犯設備士機構所属。

おりえの最近の記事